理科 生き物が「食べる」「食べられる」という関係でつながっている仕組みを何という?
★食物連鎖(Food Chain)とは?
例文…ウサギが草を食べ、キツネがウサギを食べ、キツネが死ぬとバクテリアが分解し、栄養が草に戻ります。これが食物連鎖です」
意味…生き物が「食べる」「食べられる」という関係でつながっている仕組み。植物を食べる草食動物や、草食動物を食べる肉食動物など、命がつながっていく流れのこと。
語源…食物(食べるもの)+連鎖(つながり)=食べることによって生き物がつながる仕組み。Food ChainのFoodは「食べ物」、Chainは「鎖」という意味。
類義語…捕食連鎖、自然のつながり、栄養連鎖
対義語…食物網、エネルギー流、無生物の循環
イメージ…森の中を歩いていると、草を食べるウサギを見つけます。
そのウサギを狙っているオオカミも近くにいます。
このように、草を食べるウサギ、ウサギを食べるオオカミ、といった具合に食べることで命がつながっています。
これが食物連鎖です。
全ての生き物は他の生き物とつながり合いながら生きています。
思考…
1.食物連鎖が崩れるとどんな影響があるか?
2.身の回りで食物連鎖を見つけることができる?
3.食物連鎖がない世界では生き物たちはどうやって生きていく?
確認問題…
1.生き物が「食べる」「食べられる」の関係でつながっている自然の仕組みをなんというか?
2.動物や植物が栄養を取り入れて命をつなぐ自然の流れをなんというか?
3.生き物同士が食べることでつながり、生態系を支える基本的な仕組みを鎖に例えてなんというか?