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幸せはいつも後ろから

お気に入りの曲のお話。

NHK教育『フックブックロー』より
『青空しんこきゅう』。

走っても歩いても 地球のスピードは同じです
焦ってものんびりでも ちゃんと明日は来るんです

急ぐときほど 口ぶえ吹こう
悲しいときほど ニッコリ笑顔

頑張って頑張って
必死に頑張って

心がギューーっと緊張している時にこの詞を聴くと
フッと何かが緩んで涙が出そうになります。

フックブックローが放送されていた頃には
この歌詞が沁みるくらいには大人だったと思う。

それでも当時のすのはまだまだ未熟で
未来なんて何も見えなくて路頭に迷っていたとき
このフレーズを耳にして
ホロリときたのをよく覚えています。

フックブックロー
幸せはいつも後ろから
フックブックロー
追いついてくるよ

人は皆 幸せをさがし求めて生きるけど
幸せってなんだろうと誰しもが考えるけど

考えれば考えるほど
具体的に思い描けば描くほど
遠のいていっちゃうというか。

幸せを掴む
なんて言いかたもあるけど
幸せって掴んで得るものなのか?
そもそも掴めるものなのか?
と悩んだり。

そんなときに思い出したい。

幸せはいつも後ろから追いついてくる

って。


多分だけど
幸せっていうのは

日々の平凡な暮らしをひとつひとつ積み上げていって
天からお迎えが来る間際に
ああ
私の人生  悪くなかったなあ

とフッと思うくらいのことなんだと思う。

人生を語るほど人生経験は豊富でないけれど
最近なんとなくそう思うようになりました。

幸せって
ストイックに走って走ってガッと掴みとる
そういうニュアンスのものでは
そもそもないんじゃないかな〜なんて。


だから

幸せはいつも後ろから追いついてくる。

こう思って
信じて
穏やかに過ごしてゆくしかないですよね。


…実はつい先日
とても悲しい事件がありまして

やはり人生は計画通りにゆかない
なぜ自分ばかり幸せになれないのか

と残酷な運命を呪っておりました。
(何があったかはいつか別記事に。)


そんなとき
長く下書きに眠っていたタイトル
幸せはいつも後ろから
が目にとまり
自戒も込めて続きを書くことに。

自分にも言い聞かせます。

幸せはいつも後ろから追いついてくる。

幸せが先にあって
そこに向かってゆくのではないです、きっと。

幸せは引き算ではないです。

足し算的発想で
1でも0.1でも
信じて積み重ねてゆくしかないんです、多分ね。


だから
ゆっくり深呼吸しながら
のんびり歩いてゆきましょう。

今日という日と向き合いながら
楽しみながら。



NHK『フックブックロー』より
『青空しんこきゅう』。

優しくて
大切なことを思い出させてくれる大好きな曲です。

良かったら聴いてみられてください🥰


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