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育児で気づいたこと「伝えること」

前回の記事で、息子の言葉が少し遅かったということを書きました。
今回は、息子の言葉ではなく、息子への「言葉」について書きたいと思います。

息子がしたいことがあって、時間だったり、安全だったり、お金だったり、さまざまな理由や制限でやめさせなければいけないとか、移動しなければいけない、つまり希望を叶えられないことがあったとき、私はずっと説明していました。

もちろん、号泣していたり、癇癪を起こしていたり、そういう時は抱っこしたりあやしたりするので、ちゃんと話をきける体制の時の話です。

説明によっては、ちょっと難しい言葉を使わなくてはならなかったり、話が複雑になってしまうこともあります。なるべく子供の世界の話や簡易な言葉に置き換えることはしていましたが、全部は無理なので、周りの大人からしたら、それってわかるの?通じてる?そこまで説明する必要ある?と思われていたかもしれません。

自分に近かしい2人の人からは、全く逆のことを言われました。
一人は「よくよく向き合って説明しているね。」もう一人は「説明してもわからないんだから、ほかの(例えばお菓子)ことで気を引いてすぐに切り上げたらいいのに。」
どちらも真実かなと思うし、そのときの状況によっても違うと思います。

でも私は基本説明したかったんですよね。
誤魔化すんじゃなくて、ちゃんと説明したくて、なんで今これができないか、なんで私が危ないと思ってるのか、全部は理解できなかったとしても、説明が必要なんじゃないかな、言葉って伝わるんじゃないかなと思ってずっとやっていました。

息子を見ていて、それが良かったねー!とも、意味がなかったとも、はっきりした答えは出ていませんが、何かあった時に説明が聞ける、つまり理不尽に 親に遮断されることはないから、とにかく聞こうという「安全な環境なんだな」という信頼は得られた気がします。

伝えるって色々面倒なことも多いけど、やっぱり大切なのかなと思ったエピソードです。

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