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教員採用試験【生徒指導】2025年直前予想問題✨生徒指導の基本Ver.✨

生徒指導提要(改訂版)は、改訂からそれほど時間が経っていないこともあり、各自治体では「生徒指導の定義」や「生徒指導の目的」といった基本的な内容が出題される傾向があります。

今後、複雑化する教育課題に対応するため、「第3章 チーム学校による生徒指導体制」に関する問題が増える可能性も考えられます。また、「第II部 個別の課題に対する生徒指導」も重要です。この部分では、いじめや不登校といった具体的な課題が詳しく取り上げられており、実際に試験で出題されています。

さらに、「いじめ防止対策推進法」「不登校児童生徒への支援のあり方について(通知)」など、文部科学省の資料も教育時事として頻出です。これらは試験対策において欠かせないポイントです。

そこで、今年度の試験で出題が予想される「生徒指導」の問題を次の2つに分類しました。

  1. 基本編:生徒指導の定義や目的に関する内容

  2. 個別課題編:いじめや不登校など、具体的な課題に関する内容

本稿では✨生徒指導の基本Ver.✨を取り上げます。
プリントもダウンロードできるようにしておきます。
お役立てください。


単に問題をこなすだけでは、解答力を高めることはできません。以下のように、間違えなくなるまで繰り返し解くことが学習の効率を大幅に上げるための効果的なポイントです。

  1. 問題を解きながら、間違えた箇所に印をつけます。

  2. すべての問題を解き終えたら、間違えた箇所に戻って復習します。

  3. このサイクルを繰り返し、間違いを完全になくしていきます。

この流れを何度も繰り返し、間違いをなくしていくことで、確実に解答力が向上します。


✨生徒指導の基本Ver.✨

問1 次の文は、生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)の「1.1.1 生徒指導の定義と目的」一部です。空欄に当てはまる語句の正しい組み合わせを、あとから一つ選びなさい。
【生徒指導の定義】
 生徒指導とは、児童生徒が、社会の中で( a )生きることができる存在へと、( b )・主体的に成長や発達する過程を支える教育活動のことである。なお、生徒指導上の課題に対応するために、必要に応じて指導や( c )を行う。 

ア. a.自分らしく b.自主的 c.支援  
イ. ①意欲的に ②自発的 ③支援  
ウ. ①自分らしく ②自発的 ③援助                 
エ. ①意欲的に ②自発的 ③援助   
オ. ①自分らしく ②自主的 ③援助 

  【解答】ウ


問2 次の文は、生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)の「1.1.1 生徒指導の定義と目的」一部です。空欄に当てはまる語句の正しい組み合わせを、あとから一つ選びなさい。
【生徒指導の目的】
生徒指導は、児童生徒一人一人の( ① )の発見とよさの伸長と社会的資質・能力の発達を支えると同時に、自己の幸福追求と社会に受け入れられる( ② )を支えることを目的とする。 
(中略)
また、生徒指導の目的を達成するためには、児童生徒一人一人が( ③ )を身に付けることが重要です。児童生徒が、深い( ④ )に基づき、「何をしたいのか」、「何をするべきか」、主体的に問題や課題を発見し、自己の目標を選択・設定して、この目標の達成のため、自発的、自律的、かつ、他者の主体性を尊重しながら、自らの行動を決断し、実行する力、すなわち、「( ② )」を獲得することが目指されます。

ア. ①持ち味 ②自己実現 ③自己指導能力 ④自己決定
イ. ①持ち味 ②自己承認 ③自己決定能力 ④自己理解
ウ. ①個性 ②自己実現 ③自己指導能力 ④自己理解       
エ. ①個性 ②自己承認 ③自己指導能力 ④自己理解
オ. ①個性 ②自己実現 ③自己決定能力 ④自己理解

  【解答】ウ

令和4年の「生徒指導提要」改定以降、「生徒指導の定義と目的」に関する問題は非常に多く出題されてきました。ただ、改定から数年が経過した現在では、出題頻度はやや落ち着いてきています。
問題文の強調部分も空欄になるので、ご注意ください。


問3 次の文は、生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)の「1.1.3 生徒指導の関連性」一部です。次の各文から誤っているものを1つ選びなさい。
ア. 教育相談は、生徒指導から独立した教育活動ではなく、生徒指導の一環として位置づけられている。
イ. 教育相談では、一人一人の児童生徒の個別性を重視し、面接やエクササイズを通じて個の内面の変容を目指す。
ウ. 生徒指導は、主に集団に焦点を当て、学校行事や体験活動などにおいて、集団として成果や発展を目指し、集団に支えられた個の変容を図る。
エ. 生徒指導における教育相談は、現代の児童生徒の個別性・多様性・複雑性に対する生徒指導の中心的な教育活動である。
オ. 不登校、いじめや暴力、行為等の問題、行動などについて、教育相談は事後の個別対応に重点が置かれている。

【解答】オ

「生徒指導」と「教育相談」の違いを問う問題もよく出題されます。教育相談は、個々の児童生徒の特性に注目する活動であり、生徒指導は集団に焦点を当てた活動という違いがあります。ただし、教育相談は生徒指導とは別の独立した活動ではなく、生徒指導の一部として位置付けられています。
教育相談は以前は事後の個別対応が中心でしたが、現在では生徒指導と一体となり、未然防止から再発防止までを含む包括的な支援が重視されています。そのため、選択肢のオの「事後の個別対応に重点を置いている」という表現は誤りです。


問4 次の図は、「生徒指導提要」(令和4年12月 文部科学省)の「1.2.1 2軸3類4層構造」の一部です。空欄に当てはまる語句の正しい組合せを、あとから一つ選びなさい。

ア. ①困難課題対応  ②課題未然防止的  ③発達支持
イ. ①困難課題対応  ②課題予防的       ③発達支持
ウ. ①困難課題対応  ②課題未然防止的  ③教育支援計画
エ. ①教育支援計画  ②課題予防的             ③教育支援計画
オ. ①教育支援計画  ②課題予防的             ③発達支持

【解答】イ

「2軸3類4層構造」の穴埋めも頻出です。2軸や3類の中で「課題早期発見対応」や「課題未然防止教育」の部分も空欄になるので注意しましょう。
どこが空欄になっても良いように、しっかり暗記してしまいましょう!


問5 次の図は、「生徒指導提要(改訂版)」(令和4年12月 文部科学省)の中の、「1.2.1 2軸3類4層構造」の一部です。正しい組合せを、あとから1つ選びなさい。
ア.  丁寧な事実確認とアセスメントに基づいて、いじめの解消に向けた適切な対応を組織的に進める。
イ. 人権教育や市民性教育を通じて「多様性を認め、他者を尊重し、互いを理解しようと努め、人権侵害をしない人」に育つように働きかけたりする。
ウ.  日々の健康観察、アンケート調査や面談週間を実施するなどしていじめの兆候を見逃さないようにして、早期発見に努める。
エ.  全ての児童生徒を対象に、道徳科や学級・ホームルーム活動等において法や自校のいじめ防止基本方針の理解を深めるとともに「いじめをしない態度や能力」を身に付けるための取組。

A 発達支持的生徒指導
B 課題未然防止教育
C 課題早期発見対応
D 困難課題対応的生徒指導

1 アーD イーB ウーC エーA
2 アーC イーB ウーD エーA
3 アーD イーA ウーC エーB
4 アーC イーA ウーD エーB
5 アーD イーA ウーB エーD

【解答】1【解答】1

この問題は、「2軸3類4層構造」の理解を問うものです。問題の形式はいろいろありますが、以下のポイントを押さえれば解答は難しくありません。
発達支持的生徒指導:全ての児童生徒を対象にした日常的な指導活動で、生徒の発達を支援する内容です。
課題未然防止教育:生徒の人格形成を目指し、未然に課題を防ぐ教育活動に該当します。
課題早期発見対応:いじめの兆候を早期に発見するための行動であり、問題を早期に把握し対応する段階です。
困難課題対応的生徒指導→:いじめが発生した後の対応として、困難な課題に組織的に対応する行動です。


問6 次の文は、「生徒指導提要」(令和4年12月 文部科学省)の「1.4.1 教職員集団の同僚性」の一部です。空欄に当てはまる語句の正しい組合せを、あとから1つ選びなさい。
 組織的・効果的な生徒指導を行うには、教職員が気軽に話ができる、生徒指導実践について困ったときに、同僚教職員やスタッフに相談に乗ってもらえる、改善策や打開策を親身に考えてもらえる、具体的な助言や助力をしてもらえる等、( ① )人間関係が形成され、組織として一体的な動きをとれるかどうかが鍵となります。また、職能開発という点からも、教職員が絶えず自らの生徒指導実践を振り返り、教職員同士で相互に意見を交わし、学び合うことのできる( ② )が不可欠です。

 生徒指導を実践する上で、教職員の( ③ )の維持は重要です。生徒指導では、未経験の課題性の高い対応に迫られることがあります。自分の不安や困り感を同僚に開示できない、素直に助けてほしいといえない、努力しているが解決の糸口がみつからない、自己の実践に肯定的評価がなされない等により、強い不安感、焦燥感、閉塞感、孤立感を抱き、心理的ストレスの高い状態が継続することがあります。この状態が、常態化すると( ④ )のリスクが高まります。

ア. ①受容的・支持的・相互扶助的 ②組織的関係 ③衛生環境 ④躁うつ病
イ. ①自律的・専門的・相互依存的 ②互恵的関係 ③職場不振 ④食欲不振
ウ. ①独立的・専門的・相互依存的 ②支援関係 ③勤務条件 ④自律神経失調症                 
エ. ①受容的・支援的・相互依存的 ②同僚関係 ③メンタルヘスル ④バーンアウト  
オ. ①自律的・専門的・独立的 ②支持的風土 ③フィジカルコンディション ④不眠症

【解答】エ

教職員や専門スタッフ等の他職種で組織される学校がチームとして、実効的に機能するには、職場の組織的風土が大切です。そのためには、受容的・支持的・相互扶助的な人間関係、つまり教職員同士で、相互に意見を交わし、学び合うことができる「同僚関係」が不可欠です。バーンアウト(燃え尽き症候群)は避けたいものです。


問7 「児童生徒の教育相談の充実について~学校の教育力を高める組織的な教育相談体制づくり~ (報告)」(平成29年1月教育相談等に関する調査研究協力者会議)に示された内容として正しいものの組合せを、あとから1つ選んで記号で答えなさい。
ア.  スクールソーシャルワーカー(SSW)には、児童生徒の心理的な課題や悩みを把握し、適切な支援を行うため、個別相談やカウンセリングを通じて児童生徒の心の声を聞き取るほか、教師や保護者と連携して児童生徒を支える心理的支援体制を構築することが求められている。また、必要に応じて専門的な心理アセスメントを行い、学校の教育相談活動を支援する役割も期待されている。
イ.  養護教諭は、全児童生徒を対象として、入学時から経年的に児童生徒の成長・発達に関わっており、また、いじめや虐待が疑われる児童生徒、不登校傾向である児童生徒等、様々な課題を抱えている児童生徒と関わる機会が多いため、健康相談等を通じ、課題の早期発見及び対応に努めることが求められている。
ウ.  学級担任・ホームルーム担任には、日常的行動観察や児童生徒の学業成績,言動、態度,表 現物等を通して、児童生徒の課題を少しでも早く発見し、課題が複雑化、深刻化する前に指導・対応できるように、児童生徒を観察する力が求められている。
エ.  スクールカウンセラー(SC)は、不登校やいじめ、児童虐待といった問題を未然に防ぎ、早期に発見し、適切な支援・対応を行うために、学校内外の関係機関や地域の福祉資源と連携しながら、家庭環境や地域特性に基づいた支援計画を立て、教育委員会や関係機関への働き掛けを行うことが求められている。

1. ア イ  2.  イ ウ  3.  ウ エ  4.  ア エ

【解答】2

スクールカウンセラー(SC)スクールソーシャルワーカー(SSW)役割の違いを問う問題はよく出題されます。それぞれの役割を理解していれば、正しく答えられます。
**スクールカウンセラー(SC)**は、主に児童生徒の心のケアや相談業務を担い、不登校やいじめの未然防止、早期発見、の支援を行います。
**スクールソーシャルワーカー(SSW)**は、児童生徒の家庭環境や集団の状況を把握し、課題解決のために学校内外をつなぐ役割を果たします。


問9 次の文章は、生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)の「3.3.1 教育相談の基本的な考え方と活動の体制」の一部です。教育相談において、教職員に求められる姿勢として不適切なものを、1つ選びなさい。
ア.  毅然とした指導を重視すべきなのか、受容的な援助を重視すべきなのか教職員間での対応に揺れがあった場合、教育相談と生徒指導を一体化させて取り組みを進める。
イ. 指導や援助の在り方を教職員の価値観や信念から考えるのではなく、児童生徒理解(アセスメント)に基づいて考えること。
ウ.  児童生徒の状態が変われば指導・援助方法も変わることから、あらゆる場面に通用する指導や援助の方法は存在しないことを理解し、柔軟な働きかけを目指すこと。
エ.  どの段階でどのような指導・援助が必要かという空間的的視点を持つこと。
オ.  教育相談は、生徒指導と同様に学校内外の連携に基づくチームの活動として進める際、チームの要となる教育相談コーディネーターの役割が重要となる。

【解答】エ

「どの段階でどのような指導・援助が必要かという時間的(←空間的)視点を持つこと」とは、児童生徒一人ひとりの成長や状況に応じて、適切なタイミングで必要な支援を提供することを意味しています。


問10 次の文章は、生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)の「3.4.2 生徒指導と教育相談の一体となったチーム支援の実際」の一部です。空欄に当てはまる語句の正しい組み合わせを、あとから1つ選びなさい。
 課題を抱えて苦戦したり、危機に陥ったりして特別な指導・援助を必要とする児童生徒の課題解決について、生徒指導部や教育相談部、特別支援教育部等の校務分掌及び学年を( ① )したチーム支援の必要性を検討します。
その際、児童生徒の課題解決に向けて、( ② )や教育相談コーディネーター等が中心となり、関係する複数の教職員(学校配置の SC、SSW 等を含む。)等が参加する、( ③ )のためのケース会議を開催します。当該児童生徒の課題に関連する問題状況や緊急対応を要する危機の程度等についての情報を収集・分析・共有し、課題解決に有効な支援仮説を立て、支援目標や方法を決定するための資料を提供し、チーム支援の必要性と方向性について判断します。チーム支援計画の作成の段階で、( ④ )に基づいて、「チーム支援計画」が作成されるので、( ④ )は、チーム支援の成否の鍵を握っているといっても過言ではありません。
 
ア. ①横断  ②生徒指導主事  ③アセスメント会議  ④事前評価
イ. ①縦断  ②生徒指導主事  ③ケース会議     ④アセスメント
ウ. ①縦断  ②生徒指導部長 ③アセスメント会議 ④アセスメント
エ. ①横断 ②生徒指導部長  ③ケース会議     ④事前評価
オ. ①横断 ②生徒指導主事 ③ケース会議     ④アセスメント

【解答】イ

この問題から、生徒指導主事が生徒指導の中心的存在として、学校全体での生徒指導を計画的かつ組織的に進める役割を担っていること。そして、チーム支援においては、児童生徒の課題を正確に把握し、適切な支援を行うためにアセスメントが重要なプロセスであることが理解できます。


問11 次の文章は、生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)の「3.6.1 校則の運用・見直し」の一部です。内容として誤っているものを、1つ選びなさい。
ア.  校則は、教育目標の実現を目指して校長が最終的に制定し、社会通念上合理的な範囲で運用されるべきものである。
イ.  校則を見直す際には、児童生徒や保護者、学校関係者の意見を聴取することが望ましい。
ウ.  校則に基づく指導は、違反行為の背景や児童生徒の個別事情を十分に考慮しつつ行われるべきである。
エ.  校則を違反した児童生徒の指導にあたっては、社会規範の遵守について適切な指導を行うと言う観点から厳しく指導し、内省を促すよりも行為を正すことを重視する。
オ.  校則を児童生徒が主体的に守れるようにするため、その意義や背景を学校内外の関係者に周知することが適切である。

【解答】エ

校則に関わる問題は、各自治体で出題されています。
「エ」の記述は、生徒指導提要の理念に反し、内省を促す指導を軽視し、厳罰的なアプローチを優先している点が誤りとされます。適切な指導は、児童生徒の自律や内省を重視し、行為の背景や個別事情に配慮するものです。


問12 次の文章は、生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)の一部です。「チーム学校」を実現するための視点が書かれた次の文の中から、誤っているものを1つ選びなさい。
ア.  心理や福祉等の専門スタッフを学校の教育活動の中に位置づけ、教員と専門スタッフとの連携・共同の対策を充実させる。
イ.  校長がリーダーシップを発揮し、学校の教育力を向上させていくためには「副校長の配置や、教頭の複数配置、事務長の配置など、校長の権限を適切に分担する体制や校長の判断を補佐する体制の整備によって、管理職もチームとして取り組むこと」が重要となる。
ウ.  教員が持てる力を発揮できるように、校務分掌や校内委員会の持ち方、業務の内容や進め方を見直し、教職員のメンタルヘルス対策等に取り組む。
エ.  教職員が、絶えず自らの生徒指導実践を振り返り、教職員同士で相互に意見を交わして、学び合うことでのできる同僚関係が不可欠である。
オ.  学校における懲戒とは、児童生徒の教育上の必要性を問わず、教師が自由に叱責や処罰を行うことです。懲戒に際して、教育的配慮や事実確認、保護者の理解を得る必要はありません。(3.6.2 懲戒と体罰、不適切な指導)

【解答】オ

 この問題のように、「チーム学校による生徒指導体制」などに関する正誤問題では、基準となる文言やポイントをしっかり押さえておくことが重要です。特に正誤問題では、「理解を得る必要はありません。」など否定的な表現は誤っていることが多い傾向があります。


「個別の課題編Ver.:いじめや不登校といった具体的な課題について」は作成途中です。少々、お時間をください。。

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