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ダークなものに惹かれるINFP

INFPの当事者の中には、純情系タイプと、あざとい系と、擬態系とダーク系の四種類がいるそうです。

それを読んでみて、純朴系とダーク系に興味を持ちました。

私は、とあるネットアイドルとして若者の間で人気を博した女性をふと思い出しました。彼女は、純朴系とダーク系の混合タイプなんじゃないか?と、感じています。

彼女は、南條あやという名の、日記作家です。

彼女は、精神が不安定であり、向精神薬を日常的に服薬していました。精神分裂病や躁鬱のような状態に陥っていました。


彼女は、家庭環境が複雑であります。
彼女が三歳の時、親が離婚し、母親と愛知で暮らし、父親に引き取られ2人で東京で暮らすことになります。

父親から愛情を一身に受けて育ちましたが、彼女のメンタルは不安定になってしまっていました。

彼女は、向精神薬に詳しく、20種類の薬を服薬していました。
アナフラニールやアビリット、アモキサン、エバミールや、ソラナックス、テトラミドや、デバス、ハルシオン、ヒルナミン、ブロザック、ベタナミン…といった薬の名前が彼女の日記に出てきます。

彼女が初めてリストカットしたのが、13歳の時です。

彼女は、それ以来リストカットが日常となったのです。手首を切らないとメンタルが不安定になり、その度に手首を切るのがやめられなくなってしまいました。

彼女の日記は、明るい感じてありながらも、
厭世的であり己の心の闇をさらけ出すといった不思議なものであります。

己の心ダークな世界観を、豊かな感性で叙述的に繊細に表現されてありました。

最終的に彼女は、18歳でリストカットによる心肥大とodのし過ぎとで、人生に幕を下ろしてしまいます。

私が、彼女に興味を持った理由は、自分と近い匂いのようなものを感じたからだと思います。

私も、かつて、メンタル不安定になった事があります。
その時、自分のダークな内面をさらけ出していきました。メンタルの不安定さを、表現していきました。
素では、擬態してましたが、ネット上では、ダーク系INFPだったと思います。
不安定さを発散させるのは、ダーク系INFPの得意分野だと思います。己の不安定さを表現するのは、ダーク系INFPの得意分野だと思います。独特の繊細な感性と叙述的なレトリックで、読み手の心を掴みます。
ネット上でも、このような方々が目立っています。向精神薬に詳しい方々が多いです。

南條あやさんは、18歳で繊細で読み手の心を鷲掴みにする素晴らしい書き手だったと思います。
彼女が亡くなった後も、彼女のサイトは賑わっていました。
もし、彼女が生きていたらと思うと、勿体ないな…と、思ってしまいます。

私がこのような、闇堕ちてしまったINFPに惹かれてしまうのは、自分の生きづらさや感性、独特な表現力に惹かれてしまうからなのだと感じています。

INFPの、純粋でダークな魂の叫びや葛藤に共感するからなのかも知れません。





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