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INFPの脳内世界を分析する

性格タイプがINFPの人は、繊細さと柔軟剤独自の世界観があります。

しかし、その反面、『社会不適合者』『ヤバい』『屑』などとよく言われがちです。

そう言われる理由に、内向的な性格と外向的直感、強い感受性の組み合わせが原因なのではないか?と、思います。

そんな私も、性格がINFP寄りの人間であります。
日常的にヘッダーの絵のような、脳内お花畑で、蝶々が飛び回っているような、平和なメルヘン世界が広がっており『ふふふ…』な感じです。

私は、補助機能の筈である外向的直感がゴリゴリに高く、心理機能は完全にENFPの人間です。

性格そのものもENFPだと良いのですが、自分は社交性に乏しく脳内世界で充足して時を過ごしています。

プライベートでも、職場でも、殆ど外向的直感が暴走しているような状態です。

例えば、好きな有名人と関わった時の日常を思い浮かべては、それで幸せに感じ心を満たします。また、自分出作りあげた世界観やその世界のキャラクターを想像し、『AさんがこんなことをBさんにしたら、BさんはAさんに対してこう感じることだろう…』と、脳内世界を充足していきます。
好きな作品のキャラクターについて考え、自分がその作品のキャラクターだったらどんな感じなのか?や、物事の背景を洞察したりして過ごしています。

また、異世界や並行世界、そこへの行き方、遠い未来や遠い星についても、想像を膨らませます。アンドロイドや宇宙人、未来人について思考を拡げていきます。
宝くじや海外を旅すること、海外ボランティアについても、想像を膨らませ、心を充足していきます。

そうしていくうちに、肝心な現実世界が疎かになってしまい、必要なタスクが疎かになったり、LINEやメールを返信し忘れ、その内容を忘れてしまう、期限切れ、仕事でミスる、物忘れや物無くし、約束やそのほか、肝心な物事が、意識の外に追いやられてしまいます。場合によっては、車に轢かれそうになる…自転車とぶつかりそうになる…道に迷う…になってしまいます。

脳が無意識的にNeを満たすことを優先しそれに満足する為に、肝心な現実が脳内からすっぽり抜けてしまうのです。

特に、SiやSeが弱いINFPは、悲惨です。
こうなると、明らかに日常生活や人間関係に支障を来たしてしまいます。

また、好奇心旺盛なので、興味関心を持った物事を調べてはその世界に浸ります。
そして、無意識的に次々と連想して時間があっという間に経過してしまっていた…なんてことも珍しくはありません。

その、連想機能は、無意識的に起きます。
例えばテレビを見ていて、林檎農家や林檎を使ったスイーツが特集で流れてきたとします。
私の脳内は、『林檎か…林檎と言えば王林が有名だよな…そう言えは、タレントに王林さんが居たよな…王林さんといえば、天才てれびくんだな…天才てれびくんは子供の頃、毎日見ていたよな。私も出たかったな…』になったり、『林檎か…美味しそうだな、そう言えば白雪姫は…白雪姫と言えば、童話か…そう言えば、この前書いたWeb小説の童話のキャラクターは…あの小説、ずっと更新して無かったよな…』

などと、無関係な物事に拡げて考えてしまいます。

大抵の人は、外部の物事に触れ現実世界に沿った過ごし方をするかと思いますが、私は脳内世界で満足し心が満たされ時間を過ごします。

こうして、気が付くとあっという間に時間が過ぎてしまい肝心な物事が疎かになってします。

身近な人から、よく、『何、ぼーっとしてるの?』『のんびりしてる』『何もしてない』と、言われがちです。

ですが、私は見た目は内向的で静かに見られがちだと思いますが、脳内では膨大な外向的直感がうずめいています。

脳内は、いつも忙しい状態です。

病みやすい理由は、強い感受性と連想機能が原因ではないか?と、思います。

一つの不満から、次々と無限に連想していき、己の思想にズルズル引っ張られてしまうことも珍しくはないでしょう。
例えば、障害からくる生きづらさについて感じていた時→未来に絶望し→遺伝について感じ→父方は悪魔だ…→不幸遺伝子は、自分の代で食い止めるぞ!のような感じです。

生きづらさを感じていたら、そこからどうすれば生きやすく感じるのか考えれば良い訳ですが、外向的思考の弱さで適切なライフハックが出てこないのです。

性格はあまり社交的ではないので、親しくない他人との雑談は緊張してしまいます。
そもそも、他人と二人きりになると『どうしよう…』と、ストレスを感じやすいのです。
何とか喋れるようになっても、ストレスからコミニケーションを避け次第に喋らなくなり人との距離が出来てしまうのです。

感覚過敏でありますので、賑やかな場所だと己の内面世界を侵害されたかのような感じがして、強烈なストレスを感じてしまいます。

また、昔の私は繊細過ぎて、他人のちょっとした言動に振り回され、時には泣いたりもしました。

内向的感情の強さも相成り、フィクションでも残酷描写、鬱描写、不遇な境遇のキャラクターには強烈な拒否反応や鬱な感情を引き起こし、時にはトラウマを引き起こしてしまうこともあります。

上記のこれらの事を見ると、INFPの特異性が分かってしまいます。

私は、他人の前ではISFPに擬態しています。
そうでないと、やっていけないのが分かっているからです。

親しい人にしか、本来の性質は言いたくないです。それなりに親しい人にしか、自分のヤバい性質を出してないです。

脳内世界や自分の興味関心事を優先するあまり、肝心な物事が見えてない、社交性に乏しくまた、繊細でもあるので人とのコミニケーションはストレスに感じてしまう…繊細で倫理観が強い、病む時は、ズルズル病んで沼にどっぷり浸ってしまう…
その上、無駄に自分や周りの人、置かれた環境に対する理想が高いので、現実とのギャップにしばしば苦しんでしまう…
承認欲求も高く、自分の事を認めて欲しい、励まして欲しい…意識が時空を簡単に超越するので、過去に浸っては時にそれで病む。
そして、それでウザがられもする。

INFPの特性は、社交性重視、外向的思考有利で堅実な日本組織では全く通用しません。

それが、INFPの社会不適合さを表しているような感じがあります。



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