外向型・内向型の特徴について深堀する

人間には、外向型と内向型のふたつの性質に分けられるみたいです。

ここで、精神科医で心理学者のユングから見た、外向型と内向型の違いについてまとめていきます。

外向型の性格の特徴は、コミニケーション能力が高く、大人数でいるのが好き、初対面の人と打ち解ける、積極的、相談や意見交換など、他人と交流をし、エネルギーを得ます。賑やかな場所が好きなど、アグレッシブで活動的なイメージです。社交的であり、交友関係は広く浅くなりがちです。その反面、外部の状況に依存しがちな部分が出てきます。そして、トラブルや悩みを他人に見せまいと抱え込んでしまい、二次障害になるリスクもあります。
彼らは、サービス業や営業が向いていそうです。

内向型の人は、感情のコントロールが得意であり、一人や少人数といる方が安心します。初対面の人と打ち解けるのに時間がかかり、交友関係は狭く深くになりがちです。ですが、ひとりで黙々と何かに没頭することが得意であります。本や執筆活動に没頭したり、ゲームに没頭するなどです。交流関係は、狭く深くかゼロの場合があります。
マイペースであり、一人深く物事を考えます。プログラマーやものづくりの仕事が向いていそうです。

決して外向型が良いという訳ではなく、どちらにも一長一短があります。

また、周りからの評価を優先し、協調性やルールを遵守する外的自己評価型と、己の価値観や嗜好や信念を優先する、内的自己評価型があります。

自分が内向型か外向型か知りたい人は、以下のチェックを参考にすると良いでしょう。
チェックが多いほど、内向型に近いとされています。

□ グループの中にいるより、ひとりかふたりの友だちと一緒にいるほうが好きだ。

□ 自分の考えは、どちらかというと文章に書いて伝えたい。
□ ひとりで過ごす時間が好きだ。
□ 軽い世間話より、ものごとを深く話し合うほうが好きだ。
□ 人の話を聞くのがうまい、と友だちによく言われる。
□ 人数の多いクラスより、少ないクラスのほうが好きだ。
□ 争いごとは避けたい。
□ 仕事や作品を人に見せるのは、完全にできあがってからにしたい。
□ 勉強や仕事が一番はかどるのは、ひとりきりで取り組んでいるときだ。
□ 授業中、先生に当てられるのは好きではない。
□ 友だちと遊んで楽しかったときでも、そのあとはぐったりしてしまう。
□ 誕生日は大きなパーティーを開くより、仲のいい友だちや家族にお祝いしてもらうほうがいい。
□ 学校で、自分ひとりでやる大きな課題を出されても、苦にならない。
□ 自分の部屋で過ごす時間が長い。
□ 基本的に、リスクのあることはしたくない。
□ なにかのプロジェクトに取り組んだり、スポーツや楽器の練習をしたり、クリエイティブな作業をしたりするとき、何時間も休みなくそれを続けても飽きることがない。
□ 考えてからしゃべるほうだ。
□ あまり親しくない相手とは、電話でしゃべるよりメールをするほうがいい。
□ みんなに注目されるのはすごく苦手だ。
□ 質問に答えるより、質問をするほうが好きだ。
□ しゃべりかたが穏やかだとか、恥ずかしがり屋だと、人によく言われる。
□ もし選べるなら、スケジュールでいっぱいの週末より、まったく予定のない週末を過ごしたい。


内向型か外向型は、環境の影響も大きいそうです。内向型の人が、新しい環境や外向型の友人の影響で外向型になった事例もありますし、その逆もあります。

自分は、内向型でしたが、コミニケーションを取るようになり、次第に人と話すのが楽しくなり性質が解放的になってきてから、次第に外向型に近づいていきました。

決して内向型がダメだという訳ではなく、内向型や外向型にそれぞれ一長一短があり、環境次第で自然に変わることがあるのだというのが大きいのかな……?と、思います。

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