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nyakopan
生活ができるという感動
今リハビリに関しての勉強を少ししているのですが、着替えをはじめ身支度をする動作ってとても複雑なのだそうです。健康だと何も意識せず当たり前にしていて、常に”あれをしなきゃ”とか”今度どうしよう~”とか先のことに追われて、今着替えができている自分を褒めたり感動することってあまりないと思います。でもケガや病気で身体を損傷すると、その普段の動作が難しくなります。そこではじめて、いかに自分の普段の生活がすごいことだったか、恵まれていたかに気づく場合もあると思います。
話すこともそうです。何も考えずに話をしていますが、無意識に舌や唇を色んな形で使いなが音を発しています。こう考えると、人体(はじめ生き物)の構造ってすごいですよね。奇跡のようなバランス・構造です。
何かを生み出していないと意味がない、仕事をしてお金を稼いだり誰かの役に立たないと価値がないと思ってしまう場合がありますが(私がそうでした)、生きているという生命それ自体がもすごく素晴らしいことですし、普段のが生活できていること、そして自分の意思で体を動かすことができているということにもっと感謝して、感動して生きていきたいなと思いました。