断ることが苦手。
私は断ることが苦手です。嫌だなとか、要らないなとか、違うなぁと心ですぐに思っても、なかなか言葉にしてNOと言えないタイプです。
文章(メッセージ)で伝えるのは全然大丈夫なのですが、面と向かってや話し言葉だとむずかしいです。
先日バイトの面接を受けたのですが、自分には少しハードルが高いなと思い断ることにしたのですが、電話しか連絡手段がなく連絡に2日ほどかかりました。早く連絡すればそれだけ自分の気持ちが楽になるのは頭では分かっているのですが、緊張するというか、怖くなって”今日こそは”と思いつつ”明日こそは”に変わっていきました。。💦
そしてようやく今日電話できたのですが。電話する前に、「なぜ断るのが嫌なのだろう」と思い、少し考えてみました。あまり深く考えていると電話する勇気が消えてしまいそうだったので😂ささっと考えて紙に書いてみたのですが、私は断ることが悪い事であるいう考え以上に、断って相手が嫌そうな態度(声)になることと、それにより自分が悪いことをしているように感じたりして自分が傷つくことを恐れているんだなと思いました。
幼少期に本音をぽろっというと父が怒鳴ってきたことがたびたびあった影響で、人に怒られたり人の機嫌を損ねることに大人になった今も恐怖心があります。だから相手が喜ぶ言葉や態度を探したりして、常にびくびくして生きてきました。どうしても相手の顔色を伺ってしまいます。
でも客観的に考えると、仕事は契約です。ましてやアルバイトは保障もない。向こうにも仕事の契約を結ぶかどうか選ぶ権利があるし、私にも仕事をするかどうか選ぶ権利がある。
ということは、断ることはなんら悪い事ではない。ましてやまだ選考中で合否の結果も出ていない。それであればむしろ早めに断った方が相手にとっても良いではないか。そう思いました。
とくにかくこれまで親に怒られてきた恐怖から、何をするにも”自分が悪い”という自分責めをして、委縮して生きてきたので、電話する前に”私は何も悪くないよ。大丈夫だよ。私がついているよ。仮に嫌な気持ちになったら、私が全部抱きしめるよ。”とクッションを抱きしめながら自分に伝えました。
その後電話をかけたのですが、すぐに電話が繋がり、思いを伝えることができて割とあっさりと終わることができました。終わったあとは気持ちが軽くなりました。
アルバイトを断った選択が良かったのかは分かりません。その分自分の可能性を開くチャンスが減ったという考え方もできるからです。でも、今回はじめて自分を安心させる声かけをしたうえで断れたという体験は、私にとっては大事な経験になったと思います。これまでは、自分を追い込んで、罰するように”早く電話しなきゃ。勇気を出して電話するんだ!”と心で思いながらえいや!で電話をかけていたので。
少しずつ、自分に優しい生き方に変えていきたいと思います。
ちなみに電話する直前、”断ることは悪いことではないのでは”とふと思った時に、同じ考えの人がいたり何か参考になる考えがあるのではとささっとネットで検索しました。すると臼井 由妃さんという方の記事を見つけました。ご経歴を見てすごい優秀な方だなと思いましたが😯考え方も参考になるなと感じましたので、参考にURLを載せておきますね。