ぱんぱんのフグみたいだ。どう見ても。 よだれを抑え込んで一文字に結んだ口と、主に右側の頬下の首が腫れ上がっていた部分が、今はもう襟巻きの様な有様になっている。 熱が下がったとは言うが、どう見ても良くはなっていないので1日家で大人しくしてもらっていたのだが、夜に店を手伝いに来た母の友人に状況を説明したところ、点滴を打ちに行ったほうがいいと言われ、まさにそう思っていたのだと同意をし、夜間の外来診療に行って来た。 約4時間は経っただろうか、やっと帰って来たと思えば先述の様な結果だっ
蛇腹状のカーテンの向こう側から聞こえるいびきに、安心感を覚える日が来るとは思わなかった。 息をしている。それがわかるだけで、喉元を締め付ける不安感は落ち着きを取り戻している。 熱があるらしい。38度を超えているらしい。 人は、高熱を出すと細胞がいくつも死に行き、神経や臓器を破壊していくのだと、どこかで聞いた覚えがある。 脳みそは無事だろうか。その脳みそ自体にも、未だ不確実な異物の影があるというのだから、心配する側も、何をどう心配してやったら良いのか分からないでいる。 いよ
映画をいくつか見た 金の国水の国 アルキメデスの大戦 永遠の0 The Greatest Showman 漫画 砂時計3 ワンパンマン10〜12 BLUE GIANT 3 最遊記reload 6 松かげに憩う 3 群青学舎 2 入江亜紀 本 日本国記
眠るまでの時間潰しと 嫌なことから現実逃避を図る。 小説etc. 読んだものをざっと並べる。 4冊目 実験4号『後藤を待ちながら』伊坂幸太郎 5冊目 短編宝箱『小さな兵隊』伊坂幸太郎 6冊目 『ウクライナ・ダイアリー 不屈の民の記録』古川英治 7冊目 『3652 伊坂幸太郎エッセイ集』伊坂幸太郎 漫画 覚え書き 砂時計 1、2 芦原妃名子 ワンパンマン 1〜9 ONE/村田雄介 フルーツバスケット 2 高屋奈月 多門くん今どっち!? 新刊 もやしもん 2 他にも何かしら
今年に入って2冊めは 『子どものことを子どもにきく』杉山亮 ちくま文庫 でした。 3歳からの8年間、1年に一度、我が子にインタビューをするというもので、連載記事のために始まった企画を単行本、文庫化、更に他社文庫化されたもの。 今回もタイトルから選書した。 他人の子どもがかわいく見えたことはないが、何故か人間理解、みたいな目線でこういった子供教育系の本を選ぶ時がある。 筆者は常に冷静でユーモアのある人が多い。読み物としてまず面白いし、対象の子どもへの目線や態度に好感がもてる
年明けからの2週間について ざっとまとめておこう コメダ珈琲のモーニングコーヒーを飲みながら、はたまた湯船に浸かって数分で書きまとめる日記の様なものを付け始めてはみたものの、それもままならない慌ただしさがひしめいていた。 正確に言えば最後の強大な壁を攻略中なのでそれが終わるのは今月末、ひいては3月半ば、と言えば誰しも理解できよう。 まず年明けから行こう。 年明けに何に慌てていたのか、それは成人式に向かっている。 今年も変わらずお声かけ頂いた。妹の前年以来なので前回は3年前
もやしもん1 再読 去年のうちに1読しておきたかったが叶わず、今年は早々に持ち出してきた。 もやしもんは1年に1回は読み返したい漫画本。 1度で覚えられないなら、何度でも読み返せば良い。 好きな本であれば何も苦にならないだろう。ということを思った。
クジマ唄えば家ほろろ 4 枷のように漫画を読むのは正しくない 息抜き、笑い、娯楽の為以外にない 時には学びのために開くこともあるが、それはもとより楽しさを伴っている。 クジマはどこに属すだろう。 腹を抱えて笑うほどではない。 クスリとする時もあるが、ほぼ無表情でページを捲り進める。 絵が特別か?そんなこともない。(自分の嗜好に限定する) 背景が秀逸か?そうでもない。加筆された画面なわけでもない。 4巻はなかなか売っていなかった。 普段、取扱冊数の少ないショッピングモールの
最遊記RELOAD5、6 峰倉カズヤ BLUE GIANT 1 湯船の中から第2稿 8時スタートを確認して2度寝。 9:30頃起床し、代2区の滑走から参加。 記念大会100回目 全国から23校が出場した。(とはいえ本戦出場は関東内に留まった) 1位青学 2位駒澤 3位城西 城西の活躍に盛り上がる。 reloadを久しぶりに読み進め、去年か一昨年にアニメ化された部分に突入。テンポの悪さに見る気が削がれ途中離脱してしまったが、再度見直すことはないだろう。 BLUE GIA
最遊記外伝1〜4 峰倉かずや 鉄楽レトラ5、6 佐原ミズ 無情、散りゆく愛する人達と、残される光 違和感と、心臓に残る好きな色 2024.1.1
50分に湯船に浸かり始め、すでに56分の表示。 シャワーで済ます私にとってのタイムリミットは短い。 2023年、1年のマイブックはフェードアウトを決め、遺言もない。 2024年、1月1日、16:10、石川県珠洲市、輪島市、能登市、震度7の揺れを観測した。 その後2時間強は緊急速報番組で正月番組は画面タイトルだけで終わる。 津波が来ている。火災が深夜の山火事の様に燃え広がり消え収まらない。民家横の河川は桶の中の様に左右の壁を打ち付けるだけに変わり、本来の流れを失っている。
"オープン日" 無人のオープン。 お客様はゼロ。 お母さんがモーニングセットを食べに来た。 店内のBGMは"美食空間ジャズ" 昨日買った桃の木を花瓶に生けて。 朝の陽を柔らかく感じながら、 最良のオープンになった。 (2023、マイブックより) 自分を好きになる。 #マイブック2023年の記録
シネマテークたかさき にて。 『福田村事件』鑑賞 本日最終日 四国、部落からの薬売り商団 大震災後に起きた朝鮮人による 災時に乗じた日本人への報復、 との誤解、誤認、噂の飛躍 ないまぜにした不安と当時の村人達の 正義感と責任感、自国への忠誠心が 薬売り達へ、虐殺という形で向けられた。 皆が日本人、観ている私たちにしかわからない人種というくくり。 恐怖と恐怖。 お前達は朝鮮人か。朝鮮人だろう。 商人達から 日本人だ。というセリフはなかった。 「朝鮮人なら殺しても良いのか」 「
この一冊がいかに優れた国語(日本という国の言語を使った文章の構成)によって綴られているものであるかを説明する力を私は持ち合わせていない。 それを悔しいとは思わない。なぜなら私はここに綴られた内容の3割も読解出来てはいないだろうからだ。 正しいと確信を持って言えることは、例えば広辞苑(これは必ずしも広辞苑でなくとも、あらゆる辞書と呼ばれる分厚い書物に頼る)に載っている単語の6割7割を著者が自由に使える能力を身につけているとしたら、私が1割にも満たないその能力の乏しさによって理解
2023.9.29 らいど 人見記念講堂 ひとりふたり船を漕ぎ出す 高波と濁流 飲み込まれているのに船が漕げる ここは草原? 廃墟か?自室か 岸辺が見える ギターの腹に反射して灯台の光が回る 船を漕がなくなった 夢か現実か? スピーカーのボリュームが0から100になる 折坂悠太が居るだけ らいど
箇条書きにて 数年ぶりの乙一さん本格ホラー ホラーというジャンルに触れることが久しぶり 没入感はホラーの魅力かと。 約2日で読み終わる。 しっかりと寝る前の深夜に。 読みながら乙一さんの文体の懐かしさを探すが、思い出すのは難しい。 怪談を軸にした伝播的ホラー 次々に人がしぬ 解決は無い原点回収モノ 主人公たちは呪いを人生に内包しながらフェードアウト、という形で終わる 主人公とされる男女2人は少々特異的な私見を持っているキャラクターに見える 明らかに悍ましい呪いの形に慄きつ