ホープダイヤモンドは愛の象徴だった。
こんにちは。
11月7日は「今日は何の日」ネタでいきます。
基本的に宝石には…
余り興味はないのですが…
このホープダイヤモンドだけは別だったりします。
尤も…
宝石そのものよりも…
この宝石にまつわる話が面白いからなのですけど…
さて…
1958年11月7日
ホープダイヤモンドがスミソニアン博物館へ寄贈された日です。
このダイヤモンドがホープダイヤモンドと呼ばれる様になったのは…
1887年に…
第8代ニューカッスル公爵ヘンリー・フランシス・ペラム=クリントン=ホープが、
このブルーダイヤを「ホープ・ダイヤモンド」と名付けることを条件に、
祖母アデルの遺産類を相続した事からです。
イギリス式での結婚式でサムシングフォーの風習がありますが…
その一つ…
サムシングブルーの起源とも言われていたりもします。
このホープダイヤモンド…
呪いの宝石と言われていますが…
実は…
そうではない気がします。
尤も…
意志を持った石…(駄洒落すみません…)
自我を持った宝石(日本で言う所の付喪神)
なのかもしれません。
青は聖母マリアのシンボルカラーであり…
古代ローマでは「愛・貞節・純潔」を表すとされています。
この宝石自身が生き続ける…
存在意義を守り続ける為に…
自分の身を護る為に…
自身を持つに相応しくない相手に向かって自衛手段に出ただけなのではと思います。
でなければ…
ホープ家に三代に亘って所有される事は考えられないのです。
(尤も…
持つに相応しくない人にとっては…
呪いの宝石になり得る訳です。)
きっと…
所有者の中で浮気者とか…
出たんでしょうね…
(ある意味…
嫉妬深い宝石なのでは…)
怒らせると怖くもありますが…
なんか可愛いらしいと言うか…
いじらしいと言うか…
向き合い方を間違えなければ…
相棒にしたくなる宝石ではあります。
でも…
ホープダイヤモンドには…
ご縁がなさそうなので…
せめて…
ブルーダイヤモンドを身に着けるに相応しい男になりたいと思います。