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自己紹介

 私は、平成29年10月から慢性骨髄性白血病の治療を開始した「がんサバイバー」の一人です。また、最近まで線維筋痛症に類する症状に悩まされパソコンのキーボードを打つこともできませんでした。しかし、最近では体調が回復傾向にあり、世の中への御恩返しも兼ねて少しでも人々のお役に立ちたいと考えるようになりました。

 申し遅れましたが、私は、某県の公立学校や教育学部附属学校で勤務していた元教員です。市町村教育委員会や県教育委員会の事務局員だった時期もあります。また、時々教育学部の非常勤講師として大学生の皆さんに講義をしてきました。

 このような経歴を書くと「教員の世界でうまく立ち回ってきた奴」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。実際には、生徒指導困難校の勤務経験もありますし、どちらかと言えば、命じられた大量の仕事や理不尽なことに「No」と言えなかった小心者のような気がします。そして、人生も大きく変化してきました。40代後半から慢性骨髄性白血病などの病気を患い、それらの治療に専念するため早期に退職してしまったのです。

 病気を端緒とした早期退職をした時には、すごろくや人生ゲームでゴールできなかったような気分になりました。経済的にも大きな損失でした。ですが、良いこともありました。それは、素直に職歴を積んでいたら気付かなかった体験を通して、見方や考え方が広まったことです。様々な事情を持つ人の心情などを推し量れる幅が広がったと言っても良いかもしれません。

 このような経緯をもつ私ですが、手始めに「慢性骨髄性白血病は完全寛解したけれど」と題して、慢性骨髄性白血病の告知から職を辞した後の生活までを連載形式で発信していきます。少しでも慢性骨髄性白血病を発症した御本人や御家族の皆様の参考になればと思います。

 また、教育全般に関わることなども発信していきたいと思います。私は、新型コロナウイルス感染症が流行した時期からは教育に係る仕事をしていません。ですから的外れの文章になるかもしれません。でも微力ではありますが少しずつ発信をしていきたいと思います。

 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

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