偏光
「貴方どこ見てるの、人をはねるわ。
止まらないんだ!」
午前三時救急車がサイレンを鳴らし走りいく。交差点で人がはねられたとの一報。明かりがちらほら街に点く。🕯️
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洗車して、一服終えた木原。走り去るサイレンを片耳に、仮眠する段、嫁の危篤を聞いた。
死ぬかもしれません!!病院で、集中治療を受けています。
⛽️
揚げ鳥をムシャボリつくし、特攻隊の如く帰社し、日報を書き終えた。✌️暮れの名古屋の灯りは、華やかで、田舎育ちの木原にとって、夢心地であった。周りの人間と羽目をはずす若い頃、木原は、brakeが効かなかったと言うのはオカシイと吹聴する。それは、遊び心に刀無しと心肝に染めるべき時だと想うからだ。
だから、走り屋のさじ加減は、凄く理解出来たし、また魅力的で尊敬出来た。✴️嫁の紀子とは、社内恋愛。実質できちゃった婚。ガレージの片隅で、ブレーキパーツクリーナーを取り出す処でヤッタ。😃✌️
もどかしくもそれは不思議なタイミングで、病室のベッドのうえ。同僚からの差し入れにあった、それは不思議なタイミング。
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先般ニュースで流れた物と同じやつだ!
brakeが効かなかった‼️とさ
柔らかな風吹く日曜日
彼女は死んだ木漏れ日に背中向け
次の旅路へ向かうかのように
今井監修
画像)Stable Diffusion 1 Demoより作成
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