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母親を拒絶するということ。

私は今までに母親を2度拒絶した。

1度目は、母親の一言が私の琴線に触れ、LINEをブロックした。

Instagramのフォローも外し、自宅に押しかけてきても一切出ないということを徹底した。

そして、2度目の拒絶は、今日起きた。

母親が突然、

みなさん さようなら

という言葉を残して、家族LINEを退会した。

これには正直、気が動転しそうになった。

驚きの後は、猛烈な悲しみが襲ってきた。

母親がこんなLINEをしたのは、私との音信不通が

精神的に辛かったから、だった。

私が母親を追い詰めた?

私が母親を悲しませた?

私ってやっぱり悪い子?

こんなことが脳内を止めどなく駆け巡り、

次第に涙が止まらなくなった。

実家に会いに行こうか

本気でそう思った。

でも、会いに行くことがどうしてもできなかった。

私は、本気で母親から自立したかったから。

母親には私がいないとダメだ

と、どこかでそう思っていたことを今日初めて自覚した。

これはまさしく共依存の状態だったんだ、と思った。

でも、母親が自死でもしたらと思うと

本当に涙が止まらなくて。

私が母親を拒絶したことを一生後悔するに違いない

そう思った。

そこまで思っても、もう1人の私が、

なんで私が母親のことを子供を思うように心配しているんだろう

って冷静な自分もいて、

私がいないと生きていけないなんて


そんな母親、嫌だな、重苦しいな、

そうやってちゃんと本当の自分の感情が顔を出した。

だから私は、母親がどんなにSOSじみたものを出しても

会いに行くことをしないで済んだ。

父よ、後は頼んだ。そう思って

お母さんのそばにいてあげて

とだけ、父にLINEをした。

私ができることは、そこまでだし、

これ以上、子供が背うことなんてないんだ

そう自分に言い聞かせた。

今、ここで会いに行かなかったこと、

本当の意味で母親を拒絶することができたんじゃないか

と思う。

私の愛着障害克服の道のりは、まだまだ続きそう。

でも、今日は確実に大きな一歩を歩めたと思いたい。

この経験を踏まえて、どうしても伝えたいことがあります。以下の記事、良ければ読んでください。


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