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お金はあっても悩ましい超富裕層たちの映画「予期せぬ出来事」

こんばんは。ムララボです。
そりゃ、私もお金持ちになりたいです。
フルタイムで働くなくても生活資金に不自由はなく、欲しいと思ったらなんでも手に入るんでしょう?
(なったことないからご苦労も存じ上げませんで失礼します)

映画は、半世紀以上前の作品ですが、
そのテーマは、人の心について普遍的なテーマを扱っており、今見ても味わい深いものがあります。


映画「予期せぬ出来事」は、まさにそのタイトル通りのドラマティックな瞬間が詰まった作品です。舞台は1963年、霧に包まれたロンドン・ヒースロー空港のVIPラウンジ。飛行機の遅延により、そこで出会った人々の運命が交錯していく様子が描かれます。

豪華キャストと舞台

この映画には、エリザベス・テイラーやリチャード・バートン、マーガレット・ラザフォード、マギー・スミスなど、豪華キャストが勢揃い!彼らが演じるキャラクターたちは、霧によって偶然集まったVIPたち。彼らの人生が一時的に空港に閉じ込められ、予期せぬ出来事によって新たな局面を迎えます。
(マギー・スミスはハリー・ポッターシリーズにも出演していますよね!)

エリザベス・テイラーが演じるフランシス・アンドロスは、夫との関係に悩む女性。リチャード・バートンが演じる夫ポールは、ビジネスマンとして成功しているものの、家庭には複雑な感情を抱えています。この二人が再び向き合う瞬間に、どんなドラマが展開するのか!?
まさに予期せぬ出来事が!

運命の交錯と映像美

映画の最大の見どころは、霧に包まれたロンドン空港という独特の舞台と、そこで交わる運命の数々。監督のアンソニー・アスキスは、霧がもたらす神秘的な雰囲気と、人々の心の奥底に眠る感情を見事に引き出しています。特に、霧に包まれたシーンの映像美には圧倒されます。日常と非日常が曖昧に交差する瞬間を、どう映像で表現するのか、ぜひ注目してほしいです!


深く考えさせられるテーマ

映画『予期せぬ出来事』では、物語の中心に、まさに「うなるほどの大金持ち」たちが登場します。彼らは、お金と権力を持ち、表面上は何不自由なく、周囲の人々も彼らに従います。どんな物でも、どんな人でも、金の力で手に入れられると思っている彼ら。しかし、この映画が伝えたいテーマは、「本当に大切なものは、お金では手に入らない」ということです。

例えば、エリザベス・テイラーが演じるフランシス・アンドロス。彼女は裕福で魅力的な生活を送っていますが、彼女が本当に望んでいるのは、愛する人の心です。夫のポール・アンドロス(リチャード・バートン)は、ビジネスで成功を収め、世間的には羨まれるような立場にいます。しかし、二人の間にある感情的な溝は、どれほどの財産や地位があっても埋められません。この映画は、二人の関係を通じて、「本当に好きな人の心を手に入れることの難しさ」を切実に描き出しています。

映画の中で描かれる他のキャラクターたちも同様に、お金では解決できない問題に直面しています。豪華な生活の裏に隠された孤独や、愛する人とのすれ違い。どんなに贅沢を尽くしても、彼らが求める「心の安らぎ」や「真実の愛」は、物質的な豊かさでは得られないのです。

『予期せぬ出来事』は、登場人物たちの華やかな外面とその内に潜む孤独を対比させながら、真の幸せがどこにあるのかを問いかけています。映画を観るたびに、私たちもまた、真に大切なものとは何かを考えさせられることでしょう。

こんな悩みを抱えるなら、お金持ちでなくてよかった〜って、そんな予期せぬ気持ちになるやもしれません。いや、ならないかもしれません。

映画はこちらから購入できます。
少々お高いですが。

在庫なかったらごめんなさい。

記事をお読みいただきありがとうございます。

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