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映画「ビリーブ 未来への大逆転」歴史を変えた女性たちの奇跡
こんばんは。ムララボです。
NHKの朝ドラ「虎に翼」、いよいよ来週最終週なんですね。見ていますか?今宵ご案内する映画は、なんと、アメリカ版「虎に翼」です!
映画『ビリーブ 未来への大逆転』は、アメリカ史に残る女性弁護士ルース・ベイダー・ギンズバーグの激しい闘いを描いた作品です。彼女は法の世界で女性差別に挑み、歴史を動かす判例を勝ち取ります。この映画は、女性の権利や平等というテーマが深く刻まれた感動的なドラマです。
ストーリーとプロット
この映画は、若き日のルースがハーバード法科大学院で奮闘するシーンから始まります。圧倒的に男性優位な環境に置かれた彼女が、いかにして自分の力を信じ、数々の壁に挑んでいくかが描かれます。そして、彼女が手がける大きな裁判――男女の法的平等をかけた歴史的な訴訟。この裁判が彼女の運命を変え、最終的にアメリカ全体の未来をも変えるのです!物語の展開は息を呑むもので、観る者の心を熱くします。
キャラクター
ルース・ベイダー・ギンズバーグは、何よりも強く、聡明でありながらも人間味溢れるキャラクター。彼女の家族や、法廷での盟友とのやりとりは、時に感動的で、時にユーモラスです。特に、夫マーティンとの関係は、この映画の大きな感情的な支柱です。ルースの強さの裏には、彼女を支え、共に戦うパートナーの存在があったことが伝わります。彼女の成長とともに、見る側も彼女に深く感情移入してしまいます。
演技
フェリシティ・ジョーンズが演じるルースは圧巻です!彼女の繊細な表情や力強い演技は、観客を彼女の苦悩や希望、そして決意に引き込んでいきます。特に、法廷シーンでは彼女の熱意と冷静さが見事に表現されています。サポートするキャスト陣も見逃せません。アーミー・ハマーが演じる夫マーティンは、ルースと対照的でありながら、彼女をしっかりと支える暖かさを持つ人物。二人の掛け合いは素晴らしいです。
音楽とサウンド
音楽は映画の雰囲気を完璧に引き立てています。静かなピアノの旋律がルースの孤独と苦悩を映し出し、激しい場面では重厚なサウンドが流れて、観客の緊張感を高めます。特に、クライマックスの法廷シーンでは音楽が感情を最大限に引き上げ、勝利の瞬間がより深く心に響きます。
テーマとメッセージ
この映画の最も重要なテーマは「平等」と「信念」。ルースが直面するのは、性別による偏見と不平等です。彼女の信念は揺るがず、未来への道を切り開こうとする姿は現代の私たちにも大きなメッセージを投げかけます。彼女が「不可能」を「可能」に変える姿は、まさに現代社会でも必要な姿勢といえます。特に、女性が自分の声を上げ、変化を求めるこの時代にぴったりの映画です。
NHK朝ドラ「虎に翼」と映画「ビリーブ 未来への大逆転」との共通点
偶然にも、『ビリーブ 未来への大逆転』と『虎に翼』は、女性が法の場で戦うというテーマで共通しています。両作品とも、女性が社会の中で立ち上がり、自分の立場や周囲の偏見に負けずに闘う姿が描かれています。ルース・ベイダー・ギンズバーグと『虎に翼』のモデルとなった三淵嘉子、時代や国は違えど、二人の女性が果たした役割は現代にも大きな影響を与えています。彼女たちの闘いは、現在も多くの人に勇気と希望を与えるメッセージを伝えています。
映画はこちらからご覧いただけます。
NHKの朝ドラもアマプラ経由で。
ここまでお読みいただきありがとうございました。