2023年UiPathのまとめ
今回、今年のUiPathで商用実装および検証した技術で個人的に参照したものをまとめてみた。
1,Excuse Queryでストアドプロシージャ起動
・クエリを実行アクティビティの出力はdatatable変数で出力
プロバイダー名 - データベースへのアクセスに使用するデータベース プロバイダーの名前です。 このフィールドでは String 型の変数のみがサポートされています。
接続文字列 - データベース接続の確立に使用する接続文字列です。 このフィールドでは String 型の変数のみがサポートされています。
既存の接続 - [接続] または [トランザクションを開始] アクティビティから取得する、既に開かれているデータベース接続です。このプロパティを指定すると、[接続文字列] と [セキュリティで保護された接続文字列] プロパティは無視されます。このフィールドでは、DatabaseConnection 型の変数のみがサポートされています。
セキュリティで保護された接続文字列 - データベース接続の確立に使用する、SecureString 型の接続文字列です。このフィールドでは SecureString 型の変数のみがサポートされています。
パラメーター - SQL コマンドにバインドする、名前付きパラメーターのディクショナリです。バインドするには、SQL コマンドで @parameterName ステートメントを指定します。実行時に、parameterName がディクショナリからの値に置き換えられます。
Sql - 実行する SQL コマンドです。このフィールドは、[コマンドの種類] プロパティで選択したオプションに従って設定する必要があります。このフィールドでは String 型の変数のみがサポートされています。
コマンドの種類 - コマンド文字列の解釈方法を指定します。次のオプションが利用可能です。
Text - SQL パラメーターで指定するクエリを実行します。
ストアド プロシージャ - SQL パラメーターで指定するプロシージャ名を呼び出します。
TableDirect - テーブルからすべてのレコードを呼び出します。
プライベート - オンにした場合、変数および引数の値が Verbose レベルでログに出力されなくなります。
参考文献は以下です。
2,UIPathにおけるExcelアプリケーションスコープの罠
・Excelアプリケーションスコープを複数接近させている場合にエラーが出やすい。
・切断を防ぐためにキャッシュ期間を長くするなどの対応が必要
参考文献
3,GraphAPI連携とUiPathで気を付けること
・今後Office365スコープでAPI連携が必要
・MicrosoftEntraIDでアプリケーション登録とAPIのアクセス許可の設定が必要
・「委任済み」と「アプリケーション」の2種類が存在。前者は端末の権限が必要。後者は不要で、その代わりシークレットクライアントもしくは証明証の発行が必要。
・シークレットクライアントにはIDと値の2つ。値はSecureString型変数にする必要がある。
・対象のAPIのアクセス許可には「委任済み」「アプリケーション」どちらかのみの場合があるため公式ドキュメントを確認しながら確認が必要
参考文献