見出し画像

ダンスホール(小屋)で運命を感じる

ビングシューステンマ⑤

この方々のことを書いておかないと、いけない。
ダブル(2人の)マッツとスウィングさんのトリオ。

彼らとは5年前に、ここビングシューステンマで出会った。

彼らの音楽で踊るのは最高!と友達ブリッタが言っていて、行く途中車の中でCD を聴いていた。
私もお気に入り。

ダンスのために演奏するのは彼らのオリジナル曲のみ。
でもスウェーディシュ!スウェーデンのダンスのリズム。

彼らの演奏に乗せられて、音楽と一体になって踊る人たち。
ダンスのために演奏して、ダンサーもその波に乗りお互いに影響しあう。まさに相乗効果。
私も少しだけ踊った。

左からマッツ、マッツ、そしてスウィングさん。
ブリッタも嬉しそうに踊ってた。

5年前のこと
演奏が終わった彼らのうちの一人アコーディオンのマッツさんが
こんにちは〜、お疲れさまです〜!
って日本語で私に声をかけてきてびっくりした。

話せば日本人女性と結婚して、東京に住んでいたことがあると。(今は別れたけれど)
ここで、かすかなご縁を感じる私。

そして、スウィングさん。
実はこの苗字を、CDのジャケットで見つけていて、もしやして、と思っていた。

20年以上前に、ヘルシングランドのステンマでお世話になった方が、ブリットマリー・スウィングさん。
私がCD を作った時、Facebookで何十年かぶりに繋がったブリットマリーさん。「CDできたよ。 聴いてほしいなぁ」とメッセージのやり取りしていた。
ところが、その後急に返事が来なくなってしまって、心配していた。

聞いてみたら、ペールウルフ・スウィングさんは、やっぱり彼女の息子だった!
運命を感じる!

ただ、お母さんは少し前に病気で倒れ、半身不随になっているという🥲
耳は聞こえるからというので、私のCD を渡してお母さんに聴いてもらってね,とお願いした。
これが5年前の話。

そして今年も息子さんにお会いした訳。
ただ彼に会う前に、私はお母さんが2年ほど前に亡くなったことを、他の人から聞いていた。
彼女はなかなかの有名人だった。

残念です、とまずお悔やみを伝える再会だった。
けれど、彼はすでに前を向いて進んでいた。

渡されたチラシ。行けないと思った。

チラシを渡しながら、8日にヘルシングランドでパーティがあるから来てね、と言う。
ニッケルハルパの奈々は来るって言ってるとかって言う。

私はこの時点では、ダーラナにいる予定だったので、私は多分行けないけど、これは誰かに渡すねと言った。

しかし、運命はここに流れていくのだった〜。

続く



いいなと思ったら応援しよう!