橋本力男

三重県津市美杉村産まれ 1977年から有機農家になる 特徴  堆肥、野菜づくり、オー…

橋本力男

三重県津市美杉村産まれ 1977年から有機農家になる 特徴  堆肥、野菜づくり、オーガニックフラワー切り花生産、生ごみリサイクル♻️(海外ではネパール、ボリビア、パレスチナ、スリランカ)に支援

最近の記事

農と美

不思議なつながり 2014年にKU:nelに掲載されたオーガニックフラワーを撮ってもらった東京の写真家 長島友里枝さんと、今年のコンポスト学校に来てる 鈴鹿の宮田明日鹿さんが友達という。 何というかつながりなんだろう。 美しさへの関心は、深い流れがある。 オーガニックフラワーが発信している生命力バイブレーションは、また霊性へのスタートになっている。 修験道の得度式に使われる有機和花は、秋田県の山伏金森弘至さんである。 自然の持つ美しさはフラワーアレンジや生け花から

    • ヨルダン川西岸報告会

      #パレスチナ.ヨルダン川西岸活動報告2024 期日 10月8日 午前10〜12時 質疑応答含む 場所 三重県津市白山町川口6583-1 連絡 橋本力男 090-8458-4636 報告者 Npo法人Parcic から、2022年10月 から現地に派遣 髙橋ちさとさん 内容 ヨルダン川西岸での生ごみ堆肥化、 有機栽培について

      • 新規堆肥舎

        京都和束町に堆肥舎できる 今日は午後、吉澤さんに乗せてもらい、和束町の岡田文利さんの新規堆肥場を見に行きました。 後で夕食しながら、今後の事業計画について話し合いました。 コンポスト学校、生ごみリサイクルにもつながります。 岡田さんご夫婦、かりちゃん、まつむらさん、坂内さん、吉澤さん私の7名が集まりました。 面積は約10アール、堆肥舎は3×4mが発酵槽10部屋で、土間は熟成槽4部屋でした。 コンポスト学校の教室もできるようです。 とても感動しました。

        • NOTE終わり noteに半年間書いてきたが!反応もないので.もう少しでやめます。 生活の考えや栽培技術をかいてきました。

          土づくり

          有機栽培の課題 病虫害対策 土づくりで一番大切なことは、土壌微生物の多様化と表層〜菌数を増やすことです。 土壌微生物の多様化は、土壌の持つ免疫系を高め、その結果、病虫害が抑制されて、品質が高まります、そして収穫後の保存性や美味しさが高まります。 化学肥料や除草剤で減少した畑を復活させるには幾つかの方法があります。 1 雑草を生やすこと。イネ科、マメ科(緑肥)を 栽培 すること 2 野菜を輪作(根菜、葉菜、果菜)をすることで 土壌微生物の

          この秋ネパールのカトマンズ市周辺の生ごみ堆肥化施設を、NPOパルシックが関係するパレスチナの日本人スタッフと、東京本部のスタッフ、そしてスリランカの農家5人が見学研修することになりました。 私はこの3つの国のメンバーとつながっているので、そのセッティングに関わりました。 6年前初めて訪問したネパールで、生ごみ堆肥の取り組みを見て、帰る間際に国会議長さんが、私の泊まっているホテルを3人で訪ねて来られました、、この時ネパール政府の生ごみリサイクル、有機農業の支援をすることにな

          内的欲求

          目指すもの、志すもの 内的欲求に駆られて、彩られて、野菜や堆肥、そして花を育ててきましたが、その価値を共有できる人に出逢うことは稀である。ほぼ無い。 具体的な生ごみリサイクルにおいても、またコンポスト学校の取り組みにおいても、具体的な活動はコピーできても、真意を伝えるのは困難である。 形やレシピは伝えることができるが、伝授は難しいものです。それは感性の世界、自然と 意識の融合なのです。 有機栽培において意識的、感性的な技術開発をすることで、少しは社会の役に立ってきたよ

          家事と生活をこなす

          結婚したのが33歳ごろなので、それまでは自炊、家事をこなしていました。 その後33年間、離婚するまで基本的には炊事、洗濯を家内に任せていました。 沢庵漬物や餅つき、味噌、お茶、漬け物、梅干し、酵素ジュースはわたしの担当でした。 再び1人になって、農業以外の日々の料理、洗濯や漬け物など加工食品などもやりはじました。 快適な生活時間は、気がついたことは、すぐする癖をつけると、思った空間ができる。しかし物が多く部屋は汚く片付かない。 そこに東京から三女が帰ってきて、ごみを

          家事と生活をこなす

          ぬか漬け

          今年は神戸「竹十」さんの杉樽に、博多千早の種菌糠床に近くのスーパーの糠床を加えて仕込みました。 台所に掘ってある床下に樽は置いてあります。 キウリから始まり、今はナスばかりです。これからは秋きうりが楽しみです。 今年は水分も出ることなく、カビも生えず、虫も発生せず、程よい香りの糠床です。 だから糠漬けを食べない日はありません。 黒ナスと緑ナスは漬けると色が違います。 私は小さい頃から叔母、母、父のつくった漬物で育ちました。 日野菜、高菜、大根、茗荷、きうり、ナスなど

          表層施用

          なぜ表層施用なのか? 自然界を私なりにみてみると、植物の枯葉や枯れ草は、地表に着くなり、多くの昆虫、ミミズやセンチユウ、カビなどの微生物によって分解されて(食べられて)地表から、表層に移行していきます。 そのことを腐植化、土化などと言うが、この時降雨と共に分解された有機物や分解された養分は下層部に移行します。 これは海の表層から深海にいく過程で、餌が大小の魚などによって分解、餌となり、最後は深海まで到達するようで、またその海底でもその有機物を利用してる魚類がいます。

          土づくり

          栽培で大切なのは「土づくり」だと、標榜する農家や学者は昔から多いけれど、何が土づくりだと言うのだろうか? 私も50年間気の赴くまま野菜を作り堆肥を作ってきた経験から、健康な土づくり、つまり病虫害が発生しない土とは何だろう。 経験や体験してきて感じることは、発酵型の土壌微生物多様性土壌ではないかと感じます。 つまりテーマは土壌微生物の多様性と総量に行きつきます。 だから、完熟していない家畜糞やコメヌカ、油カスなどの有機質肥料は、土壌と混入すると、深くすき込むと、土壌水分

          翻訳

          長年私が取り組んできた堆肥づくりや土づくり、生ごみリサイクルなどの資料が、この度英訳されることになりました。 2年前にボリビアJaica事業でスペイン語訳されたのですが、今回はJicaの草の根技術事業で英訳されることになりました。 社会に必要なことは普及性があるのですね。 それらは生態的、生産性もバランスを取る必要があります。 特に生ごみ廃棄埋め立て問題を、床材による堆肥化と完熟堆肥による有機栽培は海外において必要性が高いと思う。

          独創的(オリジナリティ)

          まだ学生で22歳の時、多摩で10a.有機野菜の栽培を始めた頃、伝統的な堆肥づくりを友だちに実技で教えてもらいました。 そして7日後、切返しをした時、その悪臭でこの方法は間違いだと思いました。材料をサンドイッチにするやり方を変えて、仕込む前に、材料を全て混ぜてから、山積みすると、すごく良い匂いがして、発酵臭に魅せられてしまいました。 その後、生ごみのリサイクル堆肥化の仕事を頼まれた時も、まず生ごみが腐る原因は「水分が多いこと、養分が多いこと」だと気がつき、その反対の発酵型に

          独創的(オリジナリティ)

          出版予定

          最期の出版・・・・ 農地が有している公共財として生命体・土壌 感性の扉・・・ 堆肥と土そして公共財としての微生物 今年度末を目標に、農文協にお世話になる出版予定です。 私としては最期の出版になると思います。 内容は具体的な有機栽培における土づくりと堆肥づくりの資料の役割、 また資源循環としての生ごみリサイクル、、「農と美」を結ぶオーガニックフラワー、レイズドベッド、生花(抛げ入れ)など我が人生の農的な生活の網羅です。 また基本となる育土感覚は、感性的な健

          ネコンポ

          ネコンポについて(猫コンポストの略) 愛する猫の糞尿を床材を利用して、衛生的に1次処理して、その後堆肥舎で70℃以上で、発酵分解させて、病原菌、寄生虫など死滅させます。 猫の糞尿といえども「なまごみ」である。 私は猫飼い歴52年で、5匹の猫と毎日暮らしています。夏でも2匹は添い寝してくれます。 今度 京都と東京で、猫堆肥の取り組みが始まります💕 その後熟成させて、花壇、公園、街路樹に施用する予定。ネコンポの未来🐈🐱🐈‍⬛ @ 鶏糞はOKでもネコンポ、野菜には?