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今日読んだ本のこと3.19.2024

ハルキ文庫の「〔新装版❳長田弘詩集」を読んだ。
料理のこと、子供の世界のこと、日常の風景を描く詩の中に切れ味よい刃を感じさせる詩でした。
散文もあって、これも私はとても好きでした。
「橋をわたる」という散文の中にいい名の橋が列挙されています。

…思案橋。袖摺橋。わざくれ橋。猫又橋。…

猫又橋?!とても気になる名前。
そこでこの橋をネットで調べてみると、この橋は今はもうないらしいです。
名前の由来は昔、この橋のたもとに夜な夜な赤い手ぬぐいをかぶって踊る猫又(猫の妖怪)が出たことにあるらしい。踊る猫又!昔なら怪談だったかもしれないけれど、今出たらきっと人気者になってしまう。
くだらないと思いつつも、今夜の夢に出そうなほど気になっています。

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