見出し画像

誰も1人にならない社会の実現へ

フランス料理店が舞台の放課後等デイサービスが大阪にあります。

ル・クッカー

画像2



ル・クッカーは、障がいを持つ子どもたちに、本物のフレンチレストランを舞台に、本物のシェフたちが料理・お菓子作りを本気で伝授されています。
体験、経験を通して、子どもたちの可能性を広げていくことが目的として、ほぼ毎日アットホームなクッキングを体験する機会を持たれています。

画像1



そこに私たち家族も参加して“こどもレストラン”を体感させていただき非常に有意義で楽しい時間になりました。

そこで感じた大きなテーマは、
「笑顔いっぱいの子どもたちの側で
大人がそれ以上の笑顔でいっぱいになる。」で、
私自身が目指したい世界そのもので,
日本中のパパとママが自分らしく輝き、親子が笑顔で心から繋がる社会の実現のために、一般社団法人 日本こどもみらいラボを設立した経緯があります。



画像3


見える景色が変わった

こどもレストランとは…

★こどもシェフが料理でおもてなし
★お客さんはご家族や一般の方たち
★誰かが喜んでくれる事がやりがいになる

その体感こそが子どもたちの成長に繋がります。

コックさんにとって戦場のキッチンに初めて入れせてもらった子どもたちは緊張の面持ちであたふたしていたけど、

画像12

先輩シェフから温かく包み込むように導いていただき「楽しむスイッチ」がONになり最後まで積極的に取り組んでいました。


画像6

画像7


<メニュー>
■ハンバーグ■マグロとアボカドのタルタル■虹色ムース

ビックリしたのが、
料理教室のイメージですと、一つ一つ細かい工程があって教えてもらった通りに作らないと失敗だな、、なんて思っていましたが、
シェフは子どもにほぼ細かい指示はないんですよね。
子どもは見て、触って、思い切りやる!
自分で作る楽しさと、自分で出来たが自身になる。
よほど、危険なことがあればストップをかけるが、基本的に大人は子どもの自主性を見守るスタンスです。

そのおかげで子どもたちも皆さんと楽しく料理ができてとても楽しんでました。

画像5


画像10

画像11


学校では教えてくれない

学校では教えてもらいにくい体験は
社会の中で、たくさんつくれるんですね。

■グループに分かれ料理作り
任された仕事を異年齢の子どもたちが一緒になり協力して料理をします。
■サービス(おもてなし)
子どもたちが「いらっしゃいませ!!」と親(お客様)を迎え、お料理を家族のもとへ運びます。
■料理説明
グループの仲間とシェフと一緒に、料理した過程を伝えます。
■みんなで一緒に楽しい食事
やっぱりみんなで食べると美味しい!
美味しい美味しいと褒めまくりでした。
(お客さまの気持ちも味わえます☆)
■お片付け
食器を下げたり、お水を入れたり…みんなが心地よく過ごせる空気も体感します。
■お給料
しっかり働き、はじめてのお給料です。
給料袋を開けて目をまん丸にして満足げな笑顔でした。

画像8

集中力が続かない子どもたち

いつもだと飽きてやめてしまう子どもです。
でも、この場では不思議でした。

レストランで「働く」という意識
プロフェッショナルに包まれて「仕事」という雰囲気の中だと
なんだか、踏ん張れてしまう。集中力UP!!!

子どもも大人も
「誰かのため」だと動けるのかなって
こどもレストランを通して感じました。

画像9



彼ら彼女らが、社会に出る前に
ここにあるような「働くこと」「与えること」を体感する場は、
いまの世の中で極端に少なくないですか。

だからこそ、こういう場が必要です。

この場を一緒につくりたいと思います。

かけがえのない子どもの笑顔を未来に残していく事が私たちの使命であります。

画像4

虐待
不登校
いじめ
引きこもり...
毎日報道されるたびに心が痛みます。

みんなが笑ってる空間は
誰も一人にならない社会へ
必ず繋がると、信じて実践していきます。

一般社団法人こどもになる代表の瀧幸子さんの“目の前の命に寄り添う“覚悟の実践に感銘を受けており、

子どもを取り巻く社会課題を生み出さない活動
私も覚悟と責任をもち一緒に取り組んでいきたいと改めて思った次第です。

________



いいなと思ったら応援しよう!