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不登校の居場所・地域との意見交換会
守口市で活動されているフリースクールの関連イベントに参加してきました。
内容はタイトルに書いたように「不登校ひきこもりの居場所・地域との繋がりについて親子の意見交換会」。
はじめて参加したのですが、結果的には非常に濃密な時間を過ごせました。
2時間があっという間で、まだまだ足りない感じでした。
学校に行きたくない
ある日突然、「学校へ行きたくない」と親に相談する子どもはめずらしいのかな...
私が思うに、「行きたくない」と自分の意思を誰かに伝えられるのは立派な自己表現であり、「行かない」という選択を自ら導きだし行動できる実践力の高い子どもであります。その実践力はとても羨ましい能力でもあり、私も常に自分の気持ちに正直に行動したいと日々思うところはあります。
その逆にモヤモヤと日常に違和感を感じながら、親の顔や世間体を気にして「自分の本当の気持ち」に蓋をし我慢したまま学校に行き続けているケースは多いと思います。
ここで言いたいことは、
学校行く行かない、という結果ではなく、
本当に大切なことは、本音を話せる人、聞いて受け入れてくれる人が居るかどうかであり、誰かに聞いてほしいけどそのような存在が思い付かない子どもがたくさん居るのではないでしょうか。
文科省の調査によると
不登校の小中学生は約19万人。
少子化で子どもの数が減るなか、8年連続で不登校は増え続けて過去最多を更新。
でもそれも氷山の一角であり、
不登校にはカウントされなくても、
学校や家庭で苦しんでいたり、
朝登校できても教室に入れなかったりする子どもも多いからです。
そうした子どもたちは「隠れ不登校」とも呼ばれており、日本財団の調査では中学生の1割、推計33万人いると言われています。
増加の背景には、コロナ禍で生活環境が変わったことが指摘されています。
どんな子どもでも、どんな家庭でも、不登校は起きます。
子どもから「行きたくない」と言われたときの大人の対応は、
親が冷静になることで、けして親の不安や感情は子どもにぶつけない方が良いと、不登校を乗り越えた青年が経験談を伝えてくれました。
子どもたちに、
親や大人たちの考えを強く押し付けるような状況だと、不登校や引きこもりになるほうが正常と思う現状。
それ以外にも不登校の原因として感覚過敏、起立性調節障害、易疲労性などがあるとの意見もあって、なるほどなと思いました。
「子どもの育て方を間違えたから」そのように親の責任を強く見てしまいますが、もっとフラットな見方をしないといけないなと改めて思いました。
普段も心がけてはいるつもりですが、バイアスはなかなか外すのが難しいですね。
不登校の居場所・地域との意見交換会
いろんな方との繋がりもできたので、非常に有意義な意見交換会でした。