完結出来る幸せ
先日漫画の「ベルセルク」の
連載再開のニュースが報道されて
少し思った事がありました
私は「ベルセルク」は原作漫画も
アニメも見たことはなく
名前は知ってる…程度でしたが
作者が亡くなり連載打ちきりに
なってしまった事は知っていた
亡くなった作者からあらすじを
聞いていた友人作家さんがいて
その方とアシスタントさんが
続きを連載するらしい
ファンからしたら
嬉しい!と喜ぶ人もいれば
不納得の人もいるであろう
私は後者にあてはまる
いくらあらすじや
結末を聞いていたとしても
描く表現は変わるだろうし
本来の「ベルセルク」では無くなる
そんなモヤモヤした思いで
続きを読むのならば
作者さんが亡くなった事実と
打ちきりを受け止めたい
私も大好きだった漫画や
バンドのボーカルが亡くなって
しまった経験はあります
でも
無理やり漫画を作者以外が描いたり
バンドボーカルを変えたりされると
切なく悲しく
とても楽しめたものではなかった
漫画やバンドに限らず
アーティストの人たちは
未完成で終わってしまえば
無念だと思います
発表発信出来る場所まで
努力して登ってきたはずだし
完成した作品の評価もされない
トップのアーティストに限らず
底辺のアーティストも同じ
物を生み出す苦労は
結果がどうあれ
完成していないと報われない
世の中にあふれている作品も
必ず作者の
完成の喜びを受けている
だからこそ
私は大好きな作者や
アーティストの作品には
敬意をはらい向き合い
楽しませて頂いている
世の中のすべての
作者やアーティストが
未練が残らない
完結できる幸せを
受けて欲しい…