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検査、検査…回想2020.12その②

2020年12月から乳がん闘病中です。乳がんとわかるまで、手術、放射線治療までの半年ほどを綴っています。


まずはMRI。
病院に行く前に、
いつも行く神社でお参り。

「検査が無事終わり、普通に仕事が出来ますように」

乳がんの検査MRIは、うつ伏せ。
造影剤の副作用の説明をされて、
同意書にサイン。
点滴で入れるんだけど
怖いのなんのって。。。

「なにかあればすぐ声かけてください」

そう言われて1人にされるんだけど
なにかって何?
気分が悪いけど、
たぶんこれ、緊張からきてるんだろうな…「なにか」がよくわからない。。。

しかもあの騒音!!
ヘッドホンから流れる音楽は
ほぼ意味ありません。
恐怖に耐える30分です。。。

終わったあと、
使った造影剤は9mmと説明があり。
え?!たったそれだけ?!

「来週はCTですね!造影剤の量はMRIより多いけれど、時間は短いから大丈夫ですよー」

と、励まされる…
水分は多めに取るように言われる。
終わったあとは問題なく、仕事も食事も普通。

で、翌週はCT。
朝から頭痛があったけど、
検査があるから薬が飲めず。
造影剤を入れると、体がかぁーっとあつくなる。
けど、すぐ終わった。

CT後も、
水分は多めに取るように言われる。
終わったあとも普通。
頭痛は夜まであったけど
薬を飲んだら落ち着いた。


そして12月末。
CTとMRIの結果を言われる。
この時は、旦那が一緒についてきてくれた。

遠隔転移は無しと診断され
手術を1月下旬に行うことが決定。
全摘にするか部分切除にするか
決めるように言われる。
それは…私が決めることなんだ…と、
その事にびっくりして、無言に。。。

「先生のご家族が同じ状態だったら、先生はどちらをすすめますか?」

旦那が先生に聞いた。
え?そんなこと聞く?
私はちょっと驚いたけれど
先生は直ぐに

「部分切除でいいと言うと思いますよ」

全摘でも、部分切除でも、
再発の確率は0ではないこと、
温存の方が身体的、精神的負担が少ないことを説明される。

手術後は、放射線治療の予定。
1ヶ月毎日通う…と言われる。

抗がん剤については、Kiー67の数値から見ると使った方がいいかもしれないが、ホルモン剤がよく効くタイプのがんなので、現段階では「使わなければならない」ということでは無いと説明を受ける。

「白血球の数が少ないから使えないかもしれない…」

先生がボソッと言ったひとことが
なぜか印象に残った。

放射線治療も、抗がん剤治療も、今の段階では仮の話しか出来ない。
けれど手術は決定している。

「全摘にするか、部分切除にするか、まだ時間ありますから、よく考えて来てください」
と、大きな宿題を出された。


年が明ける前、
近所に住む両親に
乳がんであることを話す。
母は初めショックを受けていたが、

「○○先生なら大丈夫、きっと治るよ」

栄養のあるものを食べなさい…と、帰りに5万円持たせてくれた。
親とは本当にありがたい。。。





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