親中派=優先拘束ターゲット?:ChatGPTに訊ねてみた
ChatGPTとの対話
【Q】以下のネット記事の内容を簡潔に要約せよ。
【Q】本記事の核心としての親中派=「内部情報を握られている危険人物」という論断は果たしてどこまで事実か。
【Q】親中派こそ最優先のターゲットなりとの論断は正しいのか
【Q】中国に対する警戒、逡巡、萎縮あるいは嫌悪感がヨリ一層拡がり、今や中国=ヤバい!との恐怖が拡がるのは、誰にとっての利益だろうか
評価
内容の要約は確かに手際よい。
それにしても、なんとも真っ当な、当たり障りのない無難なやり取りだ。“客観的ポジション”を売りとする売れっ子コメンテーターの発言のようにも響き、鬼面人を驚かすといった面白さには欠ける。メディアが「不偏不党」を掲げる限りにあって、かくしてChatGPTを活用すれば、最早人間さまの所謂コメンテーターなぞ不要となる日も近いのかも知れない。
敢えて、人間さま特有のイデオロギー的立場なりを含め、本記事へのコメントを試みるならば、以下の通り。ChatGPTコメントに比して、果たして、どちらに意義が見出されるだろうか^^
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人間さまのコメント
本記事を要約するならば、
―親中派が「世界に中国のプラスイメージを撒き散らしてくれる宣伝マン」だった時代は過ぎ去った。親中派は、もはや用済み。
―親中派こそ、中国が先手を打って拘束する最優先のターゲットになる。
―なぜなら、中国にとって、親中派こそ中国の内部情報を握っている危険人物だからだ。
親中派が「世界に中国のプラスイメージを撒き散らしてくれる宣伝マン」だった時代は過ぎたとの長谷川氏の認識は先走りが過ぎる。世界中から対中違和感高まる中、中国にとって今こそ頼りになる宣伝マンとしての親中派の存在意義は従来以上に高まっているのではないか。効果のほどは措くにしてもだ^^
更に、長谷川記事の核心としての親中派=「内部情報を握っている危険人物」という論断は果たしてどこまで事実だろうか。
というのも、所謂親中派が中国の内情をどこまで精確に把握している層なのか、甚だギモンだ。中国側から示される表面的なプロパガンダ公式情報をそのまま信じ込み、心情的な中国への共感を一層強化しているに過ぎない。他方、所謂嫌中派とは、その中国発のプロパガンダを疑い、フェイクすら多分に含む別ルートによる真偽不明の情報を信じることで、中国の攻撃性、危険性を声高に叫び、中国への敵視を深める一派とも言える。
この意味で、親中派こそ最優先のターゲットなりとの結論は誤りだろう。精確には、親中派ですら、仮令親中派であろうとも、拘束される…という恐るべき事態と言うべき。つまり、親中であれ、嫌中であれ、中国の「国家機密」にアクセスしようとする輩は、反間諜法摘発対象として“監視居住”される…それは個人であれ、間諜組織の構成員であれ、その密命を帯びた協力者、代理人であれ、反間諜法対象とされる。
アステラス幹部社員の西山寛、八旗文化総編輯の富察、台湾民族党の楊智淵、光明日報の董郁玉あるいは日本留学中の女子学生への香港国家安全維持法の域外適用による逮捕等々、このところ実態不明のスパイ容疑等の拘束事件、起訴事案が頻発している。だが、必ずしも親中、嫌中という区分をここに当て嵌まることはむつかしい。親中、嫌中という一刀両断ではなく、個別事案の具体的状況に即して検討さるべき。「日中友好分子」として知られた鈴木英司の拘束事案に窺われるように、敵対勢力への攻撃のための傍証固めという側面もあろうが、共通するのは中国側が恣意的に設定する「国家機密」へのアクセス行為を間諜行為と一方的に断ずる点。何が「国家機密」なのか、不明な中にあっては、結果的には「国家機密」どころか、中国そのものへのアクセスが忌避されることとなる。中国に対する警戒、逡巡、萎縮あるいは嫌悪感がヨリ一層拡がり、今や中国=ヤバい!との恐怖が拡がる。
この長谷川記事自体、親中派こそ最優先のターゲットなりと冷水を浴びせることで、宣伝マンとしての所謂親中派を萎縮させようとの所謂嫌中派の牽制とも読めないことはない。 [了]
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