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INTJ 変化が苦手

私は、これまでの人生において、人よりもモノに対し強い想いを抱くことが多かったように思います。

想いという言葉は、愛着や大切にしたいと思う気持ちと言い換えることができます。

例えば、私は中学生の頃までいつも寝る時にそばに置く毛布がありました。その毛布はもはや掛けると言う本来の用途を離れた、私にとっての大切な存在であり、ずっと昔からそばにいる友達のような感覚でした。毛布が段々と痛んできたことから、中学生以降はそばに置くことを諦め、タンスにしまいこんでいましたが、今でも、時折その毛布に会いに行っては、懐かしい肌触りに心癒されております。

ほかにも、お気に入りのペン、筆入れ、財布、コップなど、長く大切にしているものがあります。

これらも、先程の毛布同様にそれぞれの用途を超えた存在になっており、「お馴染みのもの」として、私の心を支えてくれる存在になっています。

おそらく、私は「変化」が苦手なのだと思います。

また、
私はよく音楽を聴くのですが、聴く曲は常に同じ曲です。そして、リピート再生で何度も何度も繰り返しその同じ曲を聴き続けます。

飽きないんです。
むしろ落ち着くんです。

自分の世界に戻ってきたと思えるのです。

私にとっての「お馴染み」に触れることは、私の心の安定剤になります。

その歌も、もはや歌という枠を超えた存在になっており、
外の刺激や感情の起伏によって擦り減った私の心を救ってくれる大切なものです。

その一方で、人に対してはあまり愛着が湧きません。

多分ですが、それは、人の心は当然に私の心とは別であるから。私にとって不確実性が高い、つまり「変化」があるからだと思います。

人と違いものは喋りません。

ですが、私は「お馴染みのもの」に触れているときに、それらと対話をしている気分になります。結局、私はそれらを通して自分の心と対話をして、心の安定を図っているのだと思います。

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