INTJ 不安と向き合う
心に感じたことを文章化してみます。
私は人に対してラベルを貼りがちです。
しかもこのラベルは「私にとっての」という意味でのラベリングであり、とても自己中心的です。
例えば
この人は(私にとって)やさしい人だ
この人は(私にとって)安心できる人だ
この人は(私にとって)話が合う人だ
などなどです。
ビジネスにおいては、人との関係において信頼や期待を一切持たないよう心がけておりますが、プライベートでは、長く接していくなかで、自分にとって心を開いていける人がほんのわずかではありますが、います。
内向的な自分にとって、他者に対し心を開くことは、とても勇気のいることです。
そのため、じっくりと他者を観察したなかで、この人は信用できると判断した場合のみ心を開くことになります。
ですが、私の場合、心を開くこととその人へのラベリングがセットになってしまいがちなことに今更ながら気づきました。
しかも、自分本位なラベリングであることに加え、相手の都合を一切慮らずに、常にそのラベリングに適った行動をその人に求めてしまいます。
当たり前ですが、常に求めるというのは、高すぎる要求水準であり、持続不可能な要求です。
信じているからこそ、心を開いているからこそ、やさしい人には、常にやさしくいてほしい。
ほんの少しでもやさしくない瞬間があると、裏切られたような気分になります。
しかも、一旦自分のなかでそう思い込んだら、その人と距離をとりだし、自分の殻に閉じこもってしまうようなところもあります。
その人にとってはたまたまやさしさを見せる余裕がなかっただけかもしれません。
心変わりがあったのかもしれません。
それは分かりません。
ですが、相手の事情を一切考えずに一方的にラベルを貼ってはがっかりする。
振り返ると、そんな経験が私には数多くありました。
変わらないものはないと頭ではわかっているつもりでも、変化があることを恐れてしまう自分がいます。
変わらないものはないとわかっているからこそ、悪い方に関係が変わってしまうかもしれないという不安が強迫的なまでに、いつも私を襲います。
大切なものだからこそ強く握りすぎて壊してしまう。
そんな感覚に近いです。
不安を抱くことは私にとっては初期設定のようなものですので、不安は不安としてしっかり向き合い、
大切なものだからこそ「そっともつ」ような心のゆとりをもって、人との関わりを続けていきたいと思います。
ギャラリーからお借りしたのは、大好きなhohoさんの作品です。
いつも使わせていただきありがとうございます。
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