会社の為に悩んでるその時間、無駄じゃね?
30代になると、仕事の悩みがぐっと増えてきます。キャリアの進展、上司との関係、昇進や昇給が期待通りに進まないことなど、何かしらの壁にぶつかるのは避けられません。でも、ちょっと立ち止まってみましょう。その悩み、本当に価値のあるものですか?
突然のモチベーションゼロ—「折れた柱」のように
私も勤続10年の会社である日突然、モチベーションがゼロになりました。まるで金属疲労で折れた柱のように、前触れもなく、ぷっつりと糸が切れたんです。仕事が山積みなのに、頭が全く働かない。そんな時、スマホを取り出してChatGPTに相談したり、副業のアイデアを考え始めました。外に出ては「帰りたくない」「もう無理」とコンビニの駐車場でAIの動画をぼんやり眺めていた日々も。
突然のモチベーション低下は誰にでも起こり得ることです。長年勤めていると、まるで錆びついた機械のように、エンジンがかからなくなる時があるのです。
一人の休日がもたらした気づき—「アイデアを形に」
ある日、ふと訪れた一人の休日。窓の外は夏の終わりの静けさが漂い、私はリビングの食卓に座ってノートPCを開き、ChatGPTとやり取りを始めました。何時間も集中して、自分の中に湧き上がるアイデアを形にすることで、次第に「あと少し踏み出すだけで、この計画は動き出すんだ」と感じました。
副業のアイデアが具体化し、ホームページを作りかけ、ついには個人事業主として届け出を出そうかと考えるまでになりました。このように、アイデアを形にすることは、心のエネルギーを再び取り戻す鍵となります。
同じ日々に戻ると—「問題を見て見ぬふり」
しかし、休みが終わるとすぐに日常が戻ってきます。出勤すれば、またクレーム対応や謝罪の準備。さらには、上司にまだ伝えていない火種を抱えて悩む自分がいます。そんな環境にいると、「これって自分のせい?それとも相談しづらい環境が悪い?」と何かに責任を押し付けたくなる気持ちも理解できます。
でも、そんなことを考えている間にもタスクは溜まっていくばかり。まるで波に押し流される木の葉のように、自分の意思とは関係なく日々が過ぎていくのです。
矛盾に気づく—「会社に悩む時間って無駄じゃね?」
そんなある日、仕事中にまた悩んでいた私はふと思いました。「こんなに会社の事で悩むのって時間の無駄じゃない?」と。もはや辞めようと思っている会社のことで悩み続け、貴重な時間を浪費するなんて、これほど無駄なことはない。むしろ、先日の休日のように、自分の中のアイデアを形にする方がよっぽど有意義ではないかと気づいたのです。
これはまるで、砂漠の真ん中で水を探し続けるか、それともオアシスの方へ進むかの選択。水がない場所に留まって悩むより、可能性のある場所に一歩を踏み出す方がはるかに理にかなっています。
教訓:悩む時間よりも自分に投資を
あなたも、会社のために悩む時間が無駄だと気づいた瞬間から、人生は変わり始めます。悩みに振り回されるのではなく、自分の未来にもっと投資してみましょう。無駄な時間を減らして、自分のアイデアを形にすることで、次のステージに進む力を得ることができます。
あなたは魚じゃない—自分に合った環境を探せ
もしかすると、あなたは魚じゃないのに、一生懸命水の中で息をしようとしているのかもしれません。ライオンでもないのに、敵味方が入り乱れるサバンナで必死に駆け回っているのかも。潜水士のように長く息を止める訓練をすることも大切ですが、もしかすると、あなたにフィットした景色の中に行けば一瞬で景色が変わるかもしれません。
私もまだ完全に景色が変わったわけではないですが、少しだけ青い空の見える丸い窓を心の中に見つけたような気持ちです。あなたも、自分に合った場所に進めば、その先にある美しい景色を見つけられるはずです。
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