上下の噛み合わせは大切
今日は 歯医者へ行ってきた。
虫歯ではなく、えっと昨年親知らずを抜いてそれから定期的に歯の掃除、クリーニングに通っている。
それで歯のエッセイでも書いてみようとふと思い付いた。
そもそも親知らずが横向きに生えており、それを抜いたのだが、まずは親知らずではない上の歯を抜くことになった……。
その理由は先に下の親知らずを抜くと歯の噛み合わせの影響で、上の歯が伸びてくるらしいと先生が言っていたからだ。
それで仕方なく上の歯をまず抜いてそれから 横向きになっている親知らずを抜いた。
やっぱり、歯というものは上と下の噛み合わせがとても大切だなぁと思った。
ご飯を食べる時も歯の噛み合わせはとても大切でしっかりと噛んでよく食べる。
たくさん噛むことによって認知症の予防にもつながる。それぐらい噛むという動作は僕たち人間にとってはとっても大切なことなのかもしれない。上と下の噛み合わせ 、日々の生活の中で、あるアイテムを思い出した。
それは皆さんも一度は使ったこと、見たことがあるもの、楽器かな。
そう、それはカスタネット。
カスタネットは上と下が重なって綺麗な音色を奏でる楽器だ。歯と同じで 上と下がとっても大切。
どちらかがなくなると音を出すことができない。
カスタネット、不思議な楽器ですね。
そういう風に世の中には上と下、右と左、対になって1つのもの、そういうものがたくさんあると思う。
そしてそれは人間も同じだ。1人では生きていくことができない。
仲間が必要だ。それがパートナーであったり家族であったり。
人間というものは寂しい生き物で誰かから応援されると頑張れる。そんな生き物だ。
カスタネットと同じ。1人では笑わすことが難しくても2人だったら、たくさんのお客さんを笑わすことができるお笑い芸人のように1人が2人になることで、新しい力が生まれる。
今日は「歯のエッセイ」を書くつもりだったが、親知らずを抜いてその噛み合わせの話から、カスタネットの話になり、まあ、やっぱり……。
上と下の噛み合わせ。それはとっても大切ということが、改めてわかった。人間もこれから1人で生きていくのではなくて2人3人とたくさんの友達と共に生きていくと、新しい世界が見えるかもしれない。
そう信じながら このエッセイを書いてみた。
〈1000文字〉
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