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こどものための本 感想

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こどものために書かれた本を読んでいきます。
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#教育

田村哲夫 『伝説の校長講和』 (聞き手・吉沢由起子)

僕にとってのこの本の大事な部分: 知性ある大人が、こどもに語る。完全無欠の教養人が、理想の学校を作る。 渋幕は誰もが知る名門校ですが、その歴史は意外と長くないですね。この本の主人公である田村哲夫氏が、1983年に創立しました。 田村氏はご自身の母校、麻布高校の教育を参考に、「幕張に麻布をつくる」との意思で学校を設立。数々の困難をのりこえ、有名人気高に育て上げました。 氏は、リベラルアーツにこだわりをお持ちです。 しかし、みんな知っているように、日本の受験システムでは、高

ケストナー 『飛ぶ教室』

児童文学を読み直して、時間や歴史をキーワードに考察してみたい。 シリーズにしていきたいと思います。 第一回は、ケストナーの「飛ぶ教室」にしました。エンデかケストナーかという、ドイツ児童文学の巨匠。 僕にとっての作品の要点: 題は、作中のこどもたちが作る演劇の題のこと。ギムナジウムのこどもたちの喜怒哀楽をめいっぱい描いた作品。魅力的な大人たちがそれを見守る。自身の体験を思い出しながら。 こどものころ読んだと思ったけど、どうも記憶に薄い。もしかしたら読んでいなかったのかも