カオスなマルシェ。チャレンジの結果を上回る経験をしたんだと思う。
…早々に結果を言いますと。
週末に初チャレンジとして
フリマルシェに占いで参加しました。
笑えるほど泣けちゃう結果でした。
出店料を引いたら
収益500円。
しかも、お客様として占ったのは
駆けつけてくれた姪っ子カップル。
…ということで、一般のお客様は、ゼロ。
マルシェ開催の環境や諸々、思うところは
あるけど、それでも1000円もするカレーや、
ドリンクは売れてるもんね…
私の準備不足もあったね。
でも、その「あまりにも…」な環境と、
色んなことが浮かんできたこともあって、
結果的には、それほどダメージは受けませんでした。
ちょっと駆け足で報告します🏃♀️💨
(…駆け足のつもりが、少し長くなってしまった💦)
先週末の開催日に向けて、
まずは次女のレスパイト入院
※(介護する側の休養を目的とした介護される側の入院)※の予定をした。最初は、満室とのことで引き受けてもらえなかった。しかし、後日、急遽キャンセルが出たという連絡を受け、慌てて入院準備にとりかかる。
なんとか数日後の入院に間に合うよう整い、娘の体調も気を配った。(普通の入院と違い、体調が悪いと引き受けてもらえない。元気だからこそ実現する入院なのだ)
これで、当日の出発が早くても、帰りが遅くなっても時間を気にする心配はない。
あとは、マルシェに向けての準備にとりかかる。
タープテントなんて持ってないからネットで購入。
折り畳みテーブルや、あとは、とにかく小物の準備が忙しい。何度もホームセンターや、100円ショップ、、仕事後や、合間にできた時間を使ってあちこちのお店を巡る。
当日お客様になってくれた姪っ子は、
準備段階から手伝ってくれていて、
自分の仕事の合間合間にチラシを作ってくれたり、インスタは最初から初投稿まで全て教えてくれて、やってくれた。
諸々コツコツ2週間以上かけて、
それこそ、noteもポチポチしか読めなくて、
それでもワクワクしたり、時々不安になったりしながら出店目指してきた。
当日を想像して、私が鑑定してる間、
少しでもお店を気にかけてもらえるように、おみくじを店先に出しておこうかな。なんて考えてネットで探したりもした。あまりピンとくるものが無くて、一度は諦めたけど、
前日にふと思いつき、見たら元気が出るようなメッセージをおしゃれなカードに書いて、
小さいお菓子のオマケ付きで販売することにした。
一日かけてメッセージを閃かせ
書き書きして、せっせと袋詰めして
30個用意した。
コンディションが悪いと気持ち良い鑑定ができないから、なるべく早寝を心掛けて明日に備えた。
長女も準備段階から買い出しや、アイデアを出してくれたり積極的に手伝ってくれ、当日も一緒に行き、慣れないテント張りも2人で頑張った。(ワンタッチ式だけど結構力がいる)
用意してきた小物たちをセッティングし、
いよいよオープン!
・・・・。
…もう端折ります💨
皆さんの頭の中で、この景色を
ご想像ください↓
10時オープンから1時間経過
待てど暮らせどお客様が来ない。
前を通ってもチラっと見ては通り過ぎるだけ。いやいや、まだこんなもんだ。
これから、これから。
しかし、
ふと見渡せば出店数7店舗。
その内、キッチンカー3台。
だだっ広い芝生の広場。
現れるのは
散歩するおじいちゃん、おばあちゃん。
すると、私のお店の目の前でずっとスタンバイしていたDJとラッパーさんの2人が
「パパパパパァ~ン♪♪チャカチャカチャカチャカ♪」
「yo-yo~~(●’∇’)♪みなさん今日は
調子どうですかぁ~?」みたいなノリで
イベントが始まった。
ねえ、嘘でしょ?
ここでなの?
これでお客さんいたら何も聞こえないぜ?
…いないけど。いたらね?聞こえないよね。
そのジャカジャカの流れのまま、
引き続き、子どもたちのダンスが披露され
はじめたよ…
人は増えた。ダンスの子たちのお母さんね。
とりあえず、我が子の動画撮りまくるよね。
私のお店の前を占領してますが。
…お店の看板が邪魔ですか?
じゃ、よけますね…。
でも、他にお客さんいないよ?
DJとラッパーはダンスの曲にも貢献していて、開催者(ダンスの団体に関わってるらしい)含め、お母さんたち盛り上がってるね~
yo-yo-。
…これでトータル1時間ね。
もうお昼じゃん。
「みんなありがとう。これで一旦午前の部を終了して、午後もまたやらせてもらい
まっす。チェケチェケ(←言ってないかも)」
・・午後もやるのかよ💧
占いのテーブルで娘と2人、キッチンカーのお店でカレー買って食べたよ。
『お店のテーブルで食べても問題ない。』
って、この状況が問題だよね💧
そんなことしてたら段々と俯瞰しはじめちゃって。笑。
無風だったけど、
空き地に吹く北風ひとつ。
そんなのを
…感じちゃったんだ。
もう。どうにでもなれ💧
カレー食べ終わって、娘に、
「ちょっと、占わせてよ」って言ってみた。
虚しいけど暇すぎるよりイイ。
「はい!どうぞ!なに鑑定します?
恋愛ですね✨メッセージ、聴いてみましょうね♡」
「おっ!このカードはですね、とても良いメッセージですよ!………」
…あれ?なにも入ってこない。
ん?聴こえない。
なにも聴こえないし、聞こえない。
始まったんだよ。午後の部
「パパパパパァ~~ン♪♪
はぁーい。では、ここから午後のイベント始めさせて頂きまっす。
…おれ、、めちゃめちゃ地元愛してんすよ。
みなさんはどうですかっ?
地元、愛してますかっ??」
…
あー、ダメだ。やっとカード読んでも
大声張り上げなきゃ娘(お客さん体験中)にも聞こえない。
やめだやめだ。
とりあえず、ラッパーに乗っかっとこ。
「イェーイ!…」って。
娘と2人、何やってんだろうな?って、
遥か上空から己らを俯瞰してるうちに
なんだかおかしくなっちゃって。
ラッパーにしたって、
一生懸命人生語ってる最中、
腰をすこーし曲げて、後ろ手に
ゆっくり、ゆっくり目の前を歩いていく
おじいちゃんがいたりしてさ、、
なんだ、このカオス!!
笑うしかなくない?
映画のワンシーン観てるみたいだった。
娘と爆笑したよね。
終了時間ギリギリに、このマルシェの開催を教えてくれた姪っ子が、責任感じたみたいで、用が済んで駆けつけてくれて、
鑑定とメッセージカードを喜んでくれたの。
ありがとね。の気持ちでいっぱい。
本日のとどめはね、
片付け終わって、帰ろうとしたら、
車がウンともスンとも言わなくて、
どうやらバッテリーがあがっちゃったみたいで。
レッカーの手配諸々、数時間。
真っ暗になっただだっ広い広場の駐車場。
万が一の為にいてくれた、姪っ子カップルと4人で待機。(感謝(T^T))
結局、充電してもらって無事にマイカーで
帰れたから良かった。
それにしてもね、
この状況でありながら、ひどく落ち込むこともなくいられたことで、気づいたの。
私、自分が「やりたい」と思ったことを、
「やりたい!」
「やります!」って
言うことができたこと。それと、
実行に移すことができたこと、
これ、すごくないかな?って。
今まで絶対言えなかった。
なんとなく
馬鹿にされると思ってたし。
それが、誰にも何も言わせる隙を与えない
勢いでやれたの!
利益は出せなかったけど、自分のやりたいことに挑戦できたことがすごく嬉しくて、
無駄みたいになっちゃった準備も、
全然後悔してなくて。
だって、楽しかったの。
「あー!やれた!やれた!」って。
あらら。
今、改めて書き出したらなんだか
泣けてきちゃった。
嬉し泣き(;∀; )
たぶん、、うーん。きっと!
これからは
やりたいことにどんどんチャレンジできる気がするよ。
このマルシェの経験。
特にお客さんゼロに関して。
これは今後のチャレンジに良い経験として
残るんじゃない?怖いものなし!
そして、一番心に残ったのは、
夫に対しての感情の変化。
「言えた!」に始まり、準備段階でも何も言わずに協力してくれたし、タープに関しては家の中でテントを張る練習も一緒にやった。買い出しや、準備で時間がない時は家事も、何も言わずにやっていた。色々助けてくれた姪っ子カップルのお礼に。と焼き肉屋さんで夕食をとろう。と快く提案してくれた。
私が、思っていることを思ったように
表現したことで、ここまで感じるものが
沢山あるなら、やっぱり、
先日の掘り下げ作業は、
やって良かったことだった。と
また新たな体験ができた。
※でも、ほんとは、ちょっとだけ
慰めてほしい(´;ω;`)