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60歳からの続かないアルバイト⑫(考古学:遺跡発掘現場①)

NOTEを始めるようになって、およそ35記事。

高校生くらいからのエピソードも交え、
今、2年位前の2021年頃の事を書こうと
しています。

60歳を過ぎて本当にやりたかった仕事(アル
バイト)で雇ってもらえることになりました。
(そこまでの採用過程に紆余曲折ありましたが、今回は割愛します。)

しかし、理想と現実はかなり違っていました。

大学の4年間アルバイトで遺跡発掘をしていた
ころは、運営主体が大学の研究室にありました。

遺跡の規模も、造成して巨大な車両基地
を建設するような面積のところでした。

賃金(バイト代)は、当時、時給400円前後で、一日働いても3000円位が相場でした。
しかし、一日6000円近くもらっていました。 

すごくないですか!

正直、学生ですからこの賃金、魅力的でしたね。
45年前と今の賃金と変わりないですよね。

遺構は、縄文草創期~晩期(弥生との境でとても面白いんですよ:例えば、有名なところだと
青森の三内丸山遺跡)~平安時代くらいまで、様々な遺構が折り重なり合って複雑化して作業をしていても、ワクワク します。

ここから、私が出土した遺物が、数点、神奈川
県立歴史博物館に常設展示されています。

感動ものです。

当時の調査報告書の一例です(約1000ページ)

さて、現代の発掘現場の実態は、どのようになっているのか?

それについては、また次回に・・・





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