三権分立はウソなのでは?
わたしは小学生の時から学校で、日本は三権分立で法律を定める国会、それを実施する行政、不正を正す裁判所が、国民をを介して相互に牽制をしあうと教えられました。
しかし今、内閣のリーダーである内閣総理大臣に犯罪の疑いがかけられています。しかし、それを詳しく調べるはずの司法を担う検察庁はまったくその職務を果たしていないように感じます。
安倍首相だけではありません。過去に疑惑を持たれた甘利明や、いま疑惑を持たれている菅原一秀、内閣の不祥事をはぐらかす官房長官など。
本来ならば法律に沿って追及を受けるはずの人が、のうのうと活動をし国民の血税から給与を得続けています。
検察庁の職員が職務怠慢にある場合、検察審査会に審査を求めることができますが、その審査会の面々も正しく判断をしていないことは、モリカケ問題の時にも明らかになっています。
日本の三権分立は、絵に描いた餅なのではと疑問を持っています。そもそも内閣人事局を成立させた安倍政権にとって、内閣を牽制できる組織は存在しないという認識なのではないかと感じます。なぜなら検察も裁判所も組織上は法務省の配下であり、その人事権を内閣が握っているのです。
制度上、むかしはあった三権分立は、内閣人事局の設立によって無くなったように感じます。
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