桜を見る会は募るものではない
国会での安倍の答弁がおかしいと話題になっています。
安倍「幅広く募っているという認識でございまして、募集しているという認識ではない」
日本語がわかっていないと、まるで漫才のボケ突っ込みのようなネタとして扱われています。
しかし、重要な点が欠けています。
そもそも首相主催の桜を見る会は「国に対して功績があり、それを称えるため」のもので税金で開催される政府行事です。
功績がある方を「募る」っておかしいですよね。推薦はあり得ると思います。安倍の地元のPTA〇〇とか、自治会長とか、議員とか、国への功績がある人たちなのでしょうか?
春や秋に国に功績があった方に対して紫綬褒章などを叙勲する報奨制度があります。報奨された方々のお名前は新聞などにも掲載され広報されます。
この報奨制度を運営しているのは内閣府です。桜を見る会を運営しているのと同じ省庁です。報奨では氏名も公開されているのに、桜を見る会では個人情報なので招待者名簿は破棄したそうです。
おかしいですよね。同じ内閣府の政府行事であり、報奨者は公開され、桜を見る会の出席者は個人情報だから公開できない。
桜を見る会の招待者は、少なくとも小泉元首相までは公開され国会図書館に公文書が保管されています。
安倍だけが公文書を破棄しているのです。
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