孫は来て良し、帰って良し ep2
娘が先月第2子を出産し、我が家に里帰りしてきて2週間経ちました。
覚悟はしていましたが、想像以上に大変です。
3人の子育てをしてきた私ですが、年子ではなかったし、大変だったことなんてすっかり忘れていました。
ゆっくり新聞も読めないし、このNOTEを書く時間も作れない…。
多分今月はこの1回しか更新できそうもありません。
孫は可愛い。とっても。
でも、同居はパス。
自分のライフスタイルを大事にしたいので。
生後1ヵ月、ギャン泣きピーク
2人目の孫はとにかくよく泣きます。
母乳を飲んでも、おむつを替えても、抱っこをしていても。
しばらく抱っこしていて泣き止んだなと思って寝かそうとすると再びギャン泣き。
繊細な坊やです。
夜泣きも3~4時間おき。
下の子が泣くと、上の子まで起きてしまうことも。
我が家の近辺ではこの数週間、水道管の入れ替え工事で平日は爆音だけでなく地響きも加わり、静かな環境とは程遠い状態…。
面白いことに2人の孫は、静かな夜間より、騒音の激しい日中の方が平気で寝てたりしてます。
あと数週間したらこのギャン泣きも落ち着くんでしょう。
いや、落ち着いてほしい、お願いだから。
里帰り出産は日本独自の風習
ちなみに里帰り出産は海外ではありません。
アメリカ人の友人に「なんで自分の家で孫の面倒をみてるの?」と不思議がられました。
日本でも最近は「父親を育児のスタートから引き離してしまう」との理由から、悪しき風習のように指摘する方たちが増えてきました。
個人的には、実家が育児を助けてくれるのなら、遠慮せずにサポートしてもらった方がいいと思ってます。
私自身は母親が難病を患っていたため、里帰りはしていません。
当時は出産後1週間入院できていたので、その時だけのんびり休めたように記憶します。
1人めの孫の時は、私がまだフルで働いていたため、娘に里帰りをしてもらうことは出来ませんでした。
定年退職後に2人めの孫が産まれ、やっと我が家で育児のサポートが出来るようになった次第です。
もっとも娘の旦那さんが出産前に育休を1ヵ月取ってくれていました。
彼の育休が終わってから、娘と孫2人が我が家に里帰りしてきたわけです。
ですから、里帰り出産とはちょっと違いますね。
娘の話では、旦那さんは仕事より育児の方がずーっと大変だと言っていたそうです。
旦那さんは夜勤があるハードな業務にもかかわらず、そう感じたんだとか。
産まれたばかりの赤ちゃんのお世話を娘がして、1才6ヵ月の上の子のお世話を旦那さんが担当していたとのこと。
子どもの朝昼晩の食事からお風呂、洗濯、寝かしつけ、ついでに犬の散歩も。
1日があっという間だったと思います。
育児がどれだけ大変かをママだけでなく、パパも分かってくれただけで、育休を取ってくれた甲斐があったのではないでしょうか。
我が家の事故対策
1才6ヵ月の孫娘は家中を走り回ってます。
何もなければ壁や姿見に突進してます。
登れるところは何でも上ります。
そこで、危なそうな角には「コーナーガード」を貼るようにしました。
多分、彼女は剥がすかもしれないので、予備も用意してあります。
2階のベランダはエアコンの室外機があるため、部屋から出られないようにカギを閉めるのを忘れないようにします。
室外機の上に登ってベランダから下を見ようとしたら、転落の危険があるからです。
ベビーサークルの活用
部屋の中はコーナーガードだけでは危険を回避できません。
階段やキッチン、玄関などあちこちにベビーゲートを取り付けるのも大変だったりします。
ちょっと目を離すと、障子を破かれたり、階段を上り始めたり…。
我が家では娘の家から里帰り期間中だけベビーサークルを借りました。食事の用意や掃除のときなど、このベビーサークルの中にお気に入りのおもちゃを入れて遊んでもらっています。
育児はママだけに任せない
母子保健法の改正により、令和3年度より産後ケア事業の実施が市区町村の努力義務となりました。
そのため最近では、各自治体が宿泊型の産後ケア事業を実施しています。
医療機関で産後ママの身心を休めたり、助産婦による授乳指導や育児相談が受けられたりします。
里帰りができなかったり、ワンオペでサポートしてもらう人がいない場合は、自分の住んでいる地域の産後ケア事業を確認してみるのをお勧めします。
育児は遠慮せずにみんなに頼って、なるべく負担と感じないようにしましょう。
ママの笑顔が、赤ちゃんの一番の栄養です。
孫は来て良し、帰って良し|河村 眞弓 / 赤ちゃんとのお出かけ環境プランナー (note.com)