潮目が変わったかな?
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
今日,峯寺クラウドファンディング最終日です。
貴重なお寺の文物を残したいと思っています。どうか、ご協力を。
夏の暑さにめげ、秋の涼しさの中でうとうとしているような今年。
こんな時があってもいいよなと思っていました。
ふと思いついて、京都行きが決まったけれどぎりぎりに身内の気になる事件にイライラし、本当に行くのか?私?という気分で電車に乗りました。
到着すると、久方ぶりの友人は仕事を早く切り上げて迎えに来てくれて前日までの憂鬱は消えていきました。
あそこも見せたい、ここにも連れて行きたいと言ってくれて、混雑のないところをうまくチョイスし、その分は早い出発になったりしましたが、一般の観光客とは少しベクトルの違う旅を堪能しました。
荘厳な空気の流れるお寺の域内にいるとやはりなにかがリセットされたような気がします。いらない想念が剥がれ落ちたような、、、
つるりと元気になって松江に帰ってきました。
そして、稲刈り。田んぼにいるとまたまた爽快です。
稲刈りの次の日は工房で庭の手入れ。
オリーブが夏の間に伸びて私の背を越しました。風が通るように枝を切ったので、葉っぱをお茶にするために葉だけにし、熱湯に入れてあく抜き。あとはカラカラになるまで陰干しします。
庭に出るとポールに赤トンボがやってきました。飛び立つけれど、また戻ってくるのです。
赤とんぼと言えば昨年11月に茶臼山で会ったトンボとの邂逅は忘れがたいものでした。
とんぼはご先祖様がなにかを告げに来てくれる存在だったり、変化の兆しを知らせてくれる生き物なのだそうです。
とんぼを見たあと、呉のお客様から電話があって、4人目の女のお孫さんが先月誕生したことを知らせていただき、お雛様のオーダーをいただきました。
京都で禊をし、とんぼが潮目が変わったことを知らせてくれたのだなぁと感じます。
これまでの姉妹3人のお雛様をとても喜び、大切にしていただいています。それぞれのお子さんに似合ったお雛様になっているのだと。私はお孫さんを知らないのですが、おばあ様のお話から心を籠めたらご本人に似たお雛様になったということのようです。
お付き合いが深まると電話一本でお互いに想いを汲んでオーダーを組み立てることができます。
私に作って欲しいと思ってくださるお客様のために心込めた作品を作ろうと思いました。
とんぼはそろそろちゃんと仕事をしなさいという母の言葉を伝えに来てくれたのかもしれません。去年はまだ母は存命で父がやってきたんだと思いました。今年は母が来てきれました。うれしいことです。
ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
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サポートしていただけたら、作品のための素材購入などに当てさせていただきます。よろしくお願いしますm(__)m