【映画#6】「ワイルド・アット・ハート」 「グリンピース」より
こんにちは、三太です。
中1の授業で、西加奈子さんが書いた「シンシュン」という新しい教材を扱っています。
生徒に、「西加奈子さんって有名だよね~」とか話しながら、自分が全然読んでいないことに気づきました。
少し西加奈子さんの作品にも触れてみようかと思っている今日この頃です。
また、オススメの作品などがあれば、教えてください。
では、今日は「グリンピース」に出てきた四つ目の映画、「ワイルド・アット・ハート」を見ていきたいと思います。これが「グリンピース」に出てきた最後の映画となります。
基本情報
監督:デイヴィッド・リンチ
出演者:セイラ(ニコラス・ケイジ)
ルーラ(ローラ・ダーン)
音楽:アンジェロ・バダラメンティ
上映時間:2時間5分
公開:1990年
あらすじ
娘(ルーラ)との交際をよく思わない母(マリエッタ)に殺されそうになるセイラ。
逆に追手を殺してしまい、捕まります。
仮釈放中にセイラとルーラはカリフォルニアへの逃避行をしますが、マリエッタから差し向けられた男たちに狙われます。
お金を得るために、ビッグツナで出会ったボビー・ペルーという男と強盗をしようとしますが・・・
設定
純愛もの。(ただし、周りには祝福されていない)
ロードムービー(旅の途中で起こる様々な出来事が、映画の物語となっている)=逃避行
感想
変わったシーンが多かったです。
あとからメイキングビデオやウィキペディアの情報を見ると、そうかと納得できる部分もありましたが、何の知識もなく見ると、ただただ恐ろしかったです。
殺人のシーンで始まるなど、自分的にはなぜそういったことが起こるのかの背景の説明がほしかったですが、そこはある程度想像にお任せなのかと思います。
セイラとルーラの愛は深かった・・・
その他
やたらみんな煙草を吸っている。
やたらセイラとルーラのベッドシーンが多い。
メイキングビデオより→「オズの魔法使い」の要素が散りばめられている。
ウィキペディアより→バリー・ギフォードの原作を映画化している。1990年のカンヌ国際映画祭で、パルム・ドールを受賞。
吉田修一作品とのつながり
色んな人の視点で話が進んでいく(セイラ、ルーラ、マリエッタ、ジョニーなど)
逃避行=『悪人』の最後と同じ
以上で、「ワイルド・アット・ハート」については終わります。
この作品は「オズの魔法使い」の要素が散りばめられているらしく、少しその点については興味を持ちました。
「オズの魔法使い」は映画で見たことがないので、見てみようと思います。
それでは、読んでいただき、ありがとうございました。