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【映画#1】「いとこ同士」 「最後の息子」より
こんにちは、三太です。
今日は「最後の息子」に出てきた記念すべき一つ目の映画、「いとこ同志」を見ていきたいと思います。
基本情報
監督:クロード・シャブロル
出演者:シャルル(ジェラール・ブラン)
ポール(ジャン=クロード・ブリアリ)
フローランス(ジュリエット・メニエル)
音楽:ポール・ミスラキ
上映時間:1時間49分
公開:1959年
あらすじ
シャルルという青年が、いとこのポールをつたって、フランスの田舎からパリへ上京してきます。
おおむねポールはパーティーを開いて遊び、シャルルは勉強に邁進するような格好で話が進んでいきます。
そんな中、シャルルが恋仲になろうとしていたフローランスを、ポールが略奪し、あろうことか3人での同棲生活を始めます。
いよいよシャルルは勉強しかないという感じで大学の試験に臨みますが・・・。
いとこ同志ではありますが、そこには大きな溝があったのです。
設定
三角関係。上京物語。伏線回収。
感想
エンディングが衝撃的でした。
かなりのバッドエンドでしたし、誰も救われなかったです。
けれども、なぜか嫌な感じがあまり残らず、不思議な作品でした。
その他
売春窟が出てくる。
浮気が起こる。
本屋の主人がシャルルの心の支えである。(主人にバルザックの『幻滅』をもらう)
シャルルは若干マザコンの感じがある。
吉田修一作品とのつながり
上京した男の物語というのは、吉田修一作品にもいくつかあり、その点はつながりがあるなと感じました。
こういったつながりが少しでも見られて、良かったです。
では、次回は、映画「フレンズ」を見ていくことにします。
読んでいただき、ありがとうございました。