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時間は、優しい。
おはようございます。栗山ゆかりです。
4年ほど前に一度行ったきりの薬局から、昨日急に着信がありました。
何だろうと思い折り返したところ、
「すみません、同姓同名の方がいらしたので確認で・・・
ちなみに、苗字って変わってないですよね?○○様になってないですよね?」
これ、もしちょうど4年前に言われたら。
結婚に焦りや不安を抱えていたあの頃に言われたら。
引き出しを開けてたことに気づかずに立ち上がって頭をぶつけたときの驚きと痛みに近い感じでダメージ食らったんだろうな。
幸い、今は4年後。
「あ、変わってないでーす♪そういうことあるんですね~。いえいえ、とんでもない、ありがとうございます~」
と超さわやかに応答して終話しました。
そんな偶然の電話でふと思い出した、4年前の私のメンタル。
タイトルの言葉をもらったのも4年前の出来事です。
当時、人生最大の大失恋をしましてですね。
体重が一気に7キロ落ちて、職場の制服のスカートが履きやすくなって、顔が一回り小さくなったと言われて
・・・アレ?いいことずくめ?
えー、それでもメンタルやられまして。
1か月半くらい毎日泣きながら過ごしてました。
その時に、いつも通っていた小さな洋服屋さんのオーナーがかけてくれた言葉です。
「絶対に、時間が解決してくれるよ。時間は、優しい。」
そう言ってもらって、頭では理解していたけれど体が、心臓がついていかなくて。しばらくは元気になれませんでした。
けれど、大学時代からお世話になってるお店で、ご夫婦そろっていつもよくしてくれていたので、彼らのくれたその言葉と気持ちは信じてました。
そしたら本当に、気づいたときには乗り越えてましたわ。
何なら、今はその出来事に感謝すらできるくらいに。
あれだけの痛みがあったからこそ学びになったよ、と。
周りの人の支えがどれだけ励みになるかを知ったよ、と。
「自分の人生の舵を、自分で切る」と決めて、昨夏いろいろ動きましたが、今思うとそのきっかけはここからでした。
時間は、優しい。
これも、たくさんある捉え方のうちの、ひとつなのかなって思います。
大失恋の後だけじゃなくて、
時間に追われてる!とか
時間がない!とか
つい頭に浮かぶときも、試しに思い出してみてください。
時間は、優しいのだと。
少しばかり、気の持ちようが変わってくるのではないでしょうか。
ちなみに。
昔自分の名前を検索したら、火曜サスペンスか何かの被害者の名前で出てきたきりだったので、結構レアなんだと思ってました。
いるもんなんですね、同姓同名。