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昔の「ほうおう」を読む_01年5月

「ほうおう」は、歌舞伎会の会報。

実家を整理していたら、古い「ほうおう」が出てきたので、記録として概要を残しておきたい。
99年6月〜2002年3月分まである。
…と思って進めていたのだが、2001年1月号を紛失していることに、途中で気づいた。無念。

表紙

年が始まったと思ったら、あっという間に團菊祭。

当月俳優絵姿

摂州合邦辻せっしゅうがっぽうがつじ』玉手御前・尾上菊五郎(7代目)。

合邦さんのムスメが「辻」。

ことばの花道 歌舞伎から生まれた日常語

「正念場」、「鳴物入り」。

歌舞伎の楽しみ

著名人に、歌舞伎との関わり、楽しみ方などをインタビューするシリーズ。
作家の小林恭二。『悪への招待状』、今もうちの本棚にある。

絵で読む歌舞伎の歴史

「変化舞踊の大流行」。
文化文政時代、3代目坂東三津五郎が大人気で、舞踊の名人でもあったこと。十二変化を十二支に当てはめた所作事など、役者が変化の数の多さを競い合って江戸歌舞伎で大流行した、といった話。

演目

「ほうおう」01年5月号より

昼の部は昨年の『源氏物語』の続編、須磨、明石。

夜の部には菊五郎の『摂州合邦辻』。このとき初めて観て、狂気漂うストーリー展開に驚いたなぁ。

東京の縁起物歳時記

皐月。
水天宮の『福犬と河童面』。

かっぱが少し怖い

粋な老舗

都内の歴史あるお店を紹介するシリーズ。
『志゛満ん草餅』の、志゛満ん草餅。

新橋演舞場公演のご案内

6月は中村吉右衛門の『蜘蛛の巣城』

ニュース&トピックス

3年ぶりコクーン歌舞伎。

「ほうおう」01年5月号より