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昔の「ほうおう」を読む_99年7月

「ほうおう」は、歌舞伎会の会報。

実家を整理していたら、古い「ほうおう」が出てきたので、記録として概要を残しておきたい。
99年6月〜2002年3月分まである。


表紙

『伊達の十役』、裏表紙は『一本刀土俵入』。

ほうおう99年7月、表紙と裏表紙

かぶきの衣裳

『平家女護島』の千鳥。

千鳥の衣裳

名優の人生語録

3代目 中村歌六。
初代中村吉右衛門、3代目中村時蔵、17代目中村勘三郎の父。

ごまをするなら一生涯すれ。世辞をつかうなら一生涯つかえ。ごまも世辞も一生涯続ければ、ごまでも世辞でもない。

「ほうおう」名優の人生語録 99年7月

絵で読む歌舞伎の歴史

第19回。『国性爺合戦』は大ブームで、享保元年と2年は京・江戸・大坂の歌舞伎が『国性爺合戦』に席巻されたよというお話。

クイズで覚える名セリフ

『鳴神』。「あじなものが手にさわった…」の部分。

OFF TIME

役者インタビューは「中村翫雀」。現在の4代目中村鴈治郎

「ほうおう」OFF TIME 99年7月号

スキューバダイビングが趣味という話の他に、休日に小学校3年生になった壱太郎と遊ぶという話も。
壱太郎は、初代中村壱太郎のはず。

7月の演目

演目はこちら

江戸商売尽えどなりわいづくし

七夕竹売り。現在からは考えられないくらい、江戸時代の七夕祭りは賑やかだったそうだ。

歌舞伎ニュース

9代目坂東三津五郎の逝去、中村富十郎の長男の大ちゃんのお宮参り。この「大ちゃん」は、中村鷹之資だと思う。

歌舞伎ニュース 「ほうおう」99年7月号