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昔の「ほうおう」を読む_01年11月

「ほうおう」は、歌舞伎会の会報。

実家を整理していたら、古い「ほうおう」が出てきたので、記録として概要を残しておきたい。
99年6月〜2002年3月分まである。
…と思って進めていたのだが、2001年1月号を紛失していることに、途中で気づいた。無念。


表紙

「ほうおう」01年11月号

当月俳優絵姿

『封印切』亀屋忠兵衛・中村鴈治郎(3代目。のちの4代目坂田藤十郎)

「ほうおう」01年11月号より

…八右衛門に「金のないのは首のないのと同じこと」など散々に煽られて、「金はある」と言い争ううちに、預り金の封印が切れてしまう。
観ていると本当に、封印が切れたあとの忠兵衛は顔が青ざめて、死相が徐々に浮かんでくる凄い場面。

ことばの花道 歌舞伎から生まれた日常語

「だんまり」、「かぶりつき」。

歌舞伎の楽しみ

著名人に、歌舞伎との関わり、楽しみ方などをインタビューするシリーズ。
女優、吉行和子。

絵で読む歌舞伎の歴史

「九代目團十郎の活歴と肚芸」。

「ほうおう」01年11月号より。
9代目團十郎の写真と比べてみると、そうとう似ている。

【参考】
文化デジタルライブラリーで、9代目團十郎のブロマイドが見られる。

演目

「ほうおう」01年11月号より

『良弁杉由来』で、中村虎之介が初お目見え。

ニュース&トピックス

小泉首相の観劇。

「ほうおう」01年11月号より

東京の縁起物歳時記

霜月。鷲神社の「かっこめのお守り」。

「ほうおう」01年11月号より

粋な老舗

都内の歴史あるお店を紹介するシリーズ。
『助六の江戸玩具』