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自分と向き合うと言うこと

自分のことを知るために、自分と向き合うために
私はジャーナリング=紙に書くことをします。

きっかけは高校生位の頃、
雑誌に小さく"自分会議”って言うことをする読者の話が載っていて、
やってみようって思ったことです。

その当時の悩みは、恋愛や将来のことで
解決方法が見つからなくても、自分の思いを紙に書くだけでスッキリしたので
それ以来、”もやもやしたら書く”を実践していました。

次の転機は28歳の時
"ずっとやりたかったことを、やりなさい”と言う本を読みました。

この本はアーティストに対して
創造性を回復するための3ヶ月のプログラムを1冊にまとめたモノです。

創造性は芸術家にだけ必要なことで、
そうでない私たちには必要のないものと思われがちですが、
“自分らしく生きる”=創造性です。
芸術家はこれをさまざま媒体で創造性を表現しますが、
私たちは家事・生活・仕事・人間関係で発揮していき”自分らしく生きる”を実践します。

この本にモーニングページの紹介があります。
モーニングページは
3ページの手書き文章。意識の流れをありのまま綴ったもの。

ルールは3つ
毎朝起きたら、まっすぐモーニングページに向かいます。
頭の中を3ページ埋めます。
8週間は読み返しません。
というものです。

モーニングページに間違った書き方はないです。
芸術を目指すものでもないし、作文とも言えません。
ただ手を動かし、心に浮かんでくるものをそのまま書き留めることを目指します。
起承転結もなく、文法も漢字間違いも気にせず、
卑劣なこと、愚かなこと、馬鹿げたこと、奇妙なこと、何でもいいです。
頭の中でまとめようともしない。
もし何も思い浮かばなければ、”何も思い浮かばない”と3ページ埋まるまで描きます。
そして他人には見せないものです。

なかなかストイックですが、半年ほど続けました。


ジャーナリングをすることの楽しみは
書いていると、文章化されてない感覚にで会い
その感覚やイメージを言葉にしたり、感情にピッタリの言葉を探すのが好きです。

中でも自分にさえ格好つけようとする自分を見つけ、自分の核心をつくこと。
卑劣で性格が悪くて、最低な人間なんだけど、それはどうでも良くて
そんな自分を隠そうとしてることを見つけ、本当の自分を見る。
自分を見つめる、自分と向き合うとはこう言うことです。

自分の芯を突けた時の気持ちよさは
紛れもなく自分にとって正解だと体感できる。
なぜなら、こんなにスッとするんだから。
自分らしく生きるとは正解がない道を進むことで、
その時にこの感覚は羅針盤です。

そしてそれはネガティブなことのみでなく
本当はしたいこと、生産性がないこと、自分には分不相応に思うこと
現実離れしていること、夢見がちで馬鹿げたこと
そんなことだけど、自分の本当の思いに気づくだけで
扉が開く気がします。

最近、モーニングノートを再開したのですが、
やっぱり素晴らしいと実感。

一見地味ですぐ現実が変わるわけでも何にもならないのですが、
この本当の自分の積み重ねは宝物です。


私の大好きな詩を紹介します。

I think everything in life is art. What you do. How you dress. The way you love someone, and how you talk. Your smile and your personality. What you believe in, and all your dreams. The way you drink tea. How you decorate your home. Or party. Your grocery list. The food you make. How you’re writing looks. And the way you feel. Life is art.”Â

人生の全てはアートだと思う。
何をするか、何を着るか、誰かを愛する方法、話し方。
笑顔や性格、何を信じるか、何を夢見るか。
お茶の飲み方、インテリアやパーティーの仕方。
スーパーの買い物リスト、見たものをどう書くか
そして感じ方。人生はアート。


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