読書してもなかなか覚えられない…
読書が習慣になって、数ヶ月が経過した現在、ちょっと悩んでいることがあります。
それが「読書してもなかなか記憶に定着しない」です。せっかく本を読んでいるのに、誰かに「どんなことが書いてあったのか」聞かれると、すぐに思い出せいことがしばしばあったんです。この問題を解決するには、どのような方法があるのでしょうか。
自問自答して
いろいろ試しているところなので、結論には至っていないのですが、まずは次のような自問自答を繰り返してみました。
ここでは質問者の問いかけは、自身の心の声と表現しました。
質問者「読書をしているけど、内容がなかなか記憶に定着しなくて悩んでいるんだね」
自分「そうなんです。どうすれば良いですか」
質問者「そもそも、1回で記憶しようとしているじゃないかな」
自分「できるだけ、そうしています」
質問者「それをやめてみたら?」
自分「何度も読み返してみるか…」
質問者「一回読んでもわからないところは、マーキングしておいて複数回読むうちにわかってくるんじゃないかな?」
こんな感じです。
まずは、一回で理解をしつつ記憶に定着させようと、一度に複数のことをこなさないとダメだという思い込みに気がついたんです。
そして出た答えは「複数回読めばいいし、一度で記憶できなかったら何回でも読み直せばいい」だったんです。気がつくと「なんだそんなことか」って思ってしまうんですけど、視野が狭くなっている状態では楽な方向に思考は進まず、自身を責めてしまう方に働いてしまっていました。
そこで逆の考え方で「複数回読めばいいじゃん」にたどり着いたのでした。あとは、1回目より2回目の方が、理解しやすいだろうという点を考慮して1回目でわからないところに付箋を貼る。
付箋に貼った部分の意味を調べることで、知識をつけて2回目に読破に挑戦。内容の理解が進むといった感じです。
それでも記憶に定着しない場合は、章ごとにまとめた内容をノートに書き残しています。やはりアウトプットは大切だなと思うので、ノートに手書きで残すようにしています。書くと頭に入ってくるですよね。
これが最近の読書方法です。
集中力を切らせない工夫
さらに読書を進めていくうちに、集中できないタイミングがあることにも気がつきました。また読書を始めると、頭の中にいろいろな言葉が浮かんでしまい進捗を邪魔してきます。
まずは頭の中に浮かんだ言葉については、ノートやコピー用紙など書き殴って捨ててしまえるようなものを用意して、浮かんできた言葉を書き出すようにしています。
そして、読んでいる途中からではなく、その章の初めだったりページの変わり目だったり、区切りの良いところまで戻ってから読書を再開します。これで集中した状態で、読書を進めることができるようになります。
言い方を変えると、集中力を切らして他のことに手を出してしまうという行為ですが、こう考えると大変失礼な行動になると思いませんか。
それは読書を「著者と対話」として捉えることです。するとわからないことでも、「この著者はこう考えているのか」と、その著者の考え方を受け入れられるようになります。なので読書が嫌いということは、著者との対話をしたくないということといえます。
人を見た目で判断して、口も一切聞かない。それって偏見でしかないですよね。
それが初対面の人に対する態度だとしたら、間違いなく嫌われるでしょう。
そんな食わず嫌いの対応をせず、まずは著者との対話を楽しむためにも読書をして、いろいろな考え方があるんだということを受け入れ、あなたの知識量を増やしていきましょう。
読書は何度でも何時間でも、終聴力が続く限り続けても問題はないでしょう。
こうして読書に対する思い込みを消し、視点を変えることで「読書は辛い」という思い込みを消すことができたといえます。
あとは、まだまだ定着していないマインドを自分の心に定着させ、もっと読書をしながらさまざまな知識を自身にインストールして、アップデートし続けようと思います。