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子育てに加えて欲しい「本当の勇気は『弱さ』を認めること」を

前回、紹介した「本当の勇気は『弱さ』を認めること」の著者ブレネー・ブラウン氏も、2児の母親で子育てのなかで学んだことについて著書のなかで触れています。

子供を叱るとき

あなたは子供を叱るとき、「子供の行動」と「子供自身」のことをきちんと分けて叱っていますか。この違いをブラウン氏は「恥(子供自身)」と、「罪(子供の行動)」を分ける必要があると述べています。

叱り方の違いが、子供の自己肯定感の発育に大きな影響を与えることが、研究からも証明されています。では、どのような叱り方をすれば、子供の自己肯定感を育むことができるのでしょうか。

それは、あなたの子供が悪いことをした時、「◯◯は悪い子だ」と叱ることで子供がもっている「できる」や「もっとできる」という自分自身への信頼感が壊され、自己肯定感の低い子供に成長してしまうのです。

だから、子供を叱る時は「◯◯は△△という悪いことをしたんだよ」というふうに叱ってあげることで、自己肯定感を損なわずに育っていくということになります。ただ一つ注意があるのは、この恥と罪の違いを子供にもしっかりとわかりやすく説明することです。

そうすることで、子供たちは悪いことをしたけど、愛してくれていることを理解するようになります。

あなたの叱り方ひとつで子供の将来が変わるとしたら、責任重大ですよね。でもそんなに重荷を背負う必要もありません。

子育てには正解はない。あなたが「これで充分」と思うことが正解

重荷を背負うことがないのは、この章のタイトルにしたことが理由です。

そう、これまでたくさんの育児本やご両親から聞かされていると思いますが、どれも正解ではありません。でも、初めてのことだらけで、何かに頼りたいと思うのが人の心情だと思います。

そんな時、ご近所さんや同じ年の子供もつ親同士のネットワーク内でも、「うちのやり方が正しい」や「これに従わないなら仲間はずれにする」といった行動が見られてるすると思います。

でも、そこで心折れずに「そういうやり方もあるんだな」といった心もちで、何か参考にできれば持ち帰る程度の気楽さで接するようにしてください。

そして、何かあっても心に「これで充分」と思うようにしましょう。それはあなたがいま、これまでに経験のないダンジョンを旦那さんというパートナーと共に、冒険の旅に出ているところで、右も左もわからない迷路を出口を目指して進んでいる『勇気ある行動』の真っ最中だからです。

時に近道をしたいと考えて悪い情報に惑わされたり、宝物かと思ったらモンスターだったり、さまざまなトラップをクリアしながら必死になって突き進んでいます。以前の冒険者たちの言葉は有益なものがあるかも知れませんが、それは時代遅れで使えないものも少なくないでしょう。

そんな話を聞いている時間があるなら、あなた自身が導き出した答えを行動に移した方がいい結果になるでしょう。そしてある程度までいったら諦めるのではなく、これで充分と自分に言い聞かせてください。

そして、家族や知人に助けを借りて、自分流の子育て術を構築して周りに広めていってください。「こうしなきゃダメ」ではなく「こんな感じでやってたけど」といった感じで。

まだまだ紹介したい内容が盛りだくさん

「本当の勇気は『弱さ』を認めること」は、育児の片手間で読めるような本ではないかも知れませんが、著者のブラウン氏が書いた「子育て」については、何か学べるものがあると思います。

ただ、あなたの勇気ある行動に何か一つ、応援できるとしたらと思い、この書籍を紹介させていただきました。

最後まで、お読みいただきありがとうございます。もし、今育児で悩まれている方がいたら、一人で抱えずに周りに助けを求めてください。それもまた勇気のある行動の一つですから



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