続々「チーズはどこへ消えた?」から学べたこと
正直、あんな薄い本の中に「ビジネスに使える気づき」が、これほど詰まっているとは思えなかった。ただ、タイトルは有名だったので「プライム会員向けになったら読もう」と考えていたぐらいだ。
だが、ここ最近の自分の中の読書ブームが、この本と出会わせてくれたと思う。
自分にとっての「新しいチーズ」
ブックオフで見つけた「チーズはどこへ消えた?」は、220円で販売されていた。
この本との出会いをヘムのように「電子ブックじゃなきゃ読まない」と、自身の観念に固執していたら、著書を読んだあとの気づきやnoteでの情報発信はしていないだろう。
今の状況は「新しいチーズの山を見つけた」のと同じだ。しかも、単なる新しいチーズではない。いろいろな種類のチーズだけではなく、チーズ以外の食べ物まであったといえる。これも間違った観念に固執しなかった結果から、必然と手に入れることができた新しいチーズだった。
チーズはどこへ消えた?の凄さ
この本は、いろいろなことを教えてくれる。
ストーリーの後半で、ヘムの考え方を変えようとしたホーが、人は簡単に変わらないことを語っている。人が変わるには「自分自身で考えて、変わらないといけない」と気づくしかないのだ。
これだけでも大きな気づきであるにもかかわらず、この著書にはもう一つ大きな気づきを与えてくれる。
それが「引き寄せの法則」である。
それはホーが、まだ新しいチーズが見つかっていないのに、チーズを見つけて頬張って楽しんでいるシーンを思い浮かべることで、実現化すると書かれている。
いくつかの書籍を読まないと、引き寄せの法則だったり他人の行動を変えることはできないなど、学ぶことができない。だが「チーズはどこへ消えた?」は、100ページほどの内容のなかに、複数の重要なことが書かれていることに気がつく。
これが400万部という実績を残した、理由だったのかもしれない。