モノづくりの人間だから出来ること。
先日キャリアコンサルタントの授業アシスタントが終わって打ち上げにお呼ばれしました。片手で埋まらない回数で大きいことを言えた立場じゃあないですが、半年以上勉強してようやく試験に向けて動き出した方達を労わせてもらいました。
毎度この場において受講生達から聞かれるのは
『どうしてキャリアコンサルタントを目指したきっかけって何ですか?』と。
受講生達にとってアシスタントの人って一番身近なキャリアコンサルタントなんですよ。講師は遥か遠い存在のような人だし尊敬するバイアスとかかかっちゃうんですよね。逆にマドさんは年も若いし、素っ頓狂で何してる人か分からないから必ずっていう程聞かれますわ。
とは言え目指したきっかけなんてのはこのnoteで話した通りなんですよ。
(どっかで書いたけどどこで書いたか覚えてないのでそのうち書きまーす)
本当に適当な理由なので大体苦虫を噛むような顔をされます。
そこに高尚な理由も無いし、誰かのためなんてスタートではないんですわ。
さてここから本題。
『目指した理由』は適当だけど『何をする・誰を助けたいか』は決まってました。
これまたどっかで書いたけど、数年前まではエンタメ業界の端っこで働いてた。
それこそ有名声優やアイドルのイベントにご招待されて見学にも行ったし、仲の良い人も事務所のマネージャーもいた。今でもクリエイターと一緒にご飯行ったりすることもある。これは私自身も動画制作したり制作を細々と続けているから繋がれると思っている。この関係は続けられたらいいなと思っている。
夢のある話のように見えるし自慢しているかのように思うが……
この人たちも数年で全く別の転職したり、廃業する人たちも多い。
話を聞くと理由が殆ど共通していた。
◆時間が不規則になる。
◆プライベートの時間を確保できない。
・人材の不足=集まってもすぐ辞めてしまう→穴埋めに奔走→『◆』へ
・制作と仕事の両立ができない。(仕事の拘束時間)
・将来への不安(収入・結婚・育児・)
知人の話を聞くと殆どがこれだった。
憧れの業界に入ったり始めた人らは本当に明るい顔をしていた。
けど相談を受ける頃には本当に気が沈んで元気も感じなかった。
この話を聞いていた当時は資格の存在を知らなかったし、ただ悔しさで泣いている姿をみて無力な自分しかなかった………。
この姿を試験に何度か落ちた時に思い出し、
「資格を取ったらこの人たちを助けよう」って思ったのだ。
もちろん望んだ道で舗装された道では無い。
しかしその道を歩んで頼れる人や弱音、相談したっていいじゃないか。
クリエイターも何でも知っているわけでは無い。
最近クリエイターや声優さんの休止の話をみて思った。
もし話を聞いてほしいとか相談したいことがあれば頼ってほしい。
そんなキャリアコンサルタントでありたいのだ。
先日とあるクリエイター達に向けて自己紹介した時に言った。
と。
アイディア出し・ネタ出しも大歓迎。相談でも乗るつもりだ。
解決の一歩ではなく半歩になると思う。少なくともキッカケにはなる。
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