【デートプラン】DIC川村記念美術館
こんにちは海で~す。海ちゃんの「毎日がHAPPYブログ」へようこそ。今日も楽しくデートプランをご紹介します。今日ご紹介するのは、千葉県の佐倉市にあります、DIC川村記念美術館です。最近千葉県の施設ばかり紹介しているような気がします( ´艸`)。千葉県大好きです!
DIC川村記念美術館は、来年の1月に休館予定の美術館です。休館前に行っておかなければと思い、お出かけしました。所蔵絵画も素晴らしいのですが、お庭もきれいで、四季折々の風景そのものがアートみたいなんです。
デートにお勧めです!
◎DIC川村美術館について
DIC川村記念美術館は、1990年に千葉県佐倉市で開館しました。レンブラントやモネ、ルノワール、ピカソ、シャガールなど誰もが知っている作品も数多く所蔵しています。現在754点の美術作品を所蔵しており、うち384点をDIC株式会社が保有しています。美術館の作品も素晴らしいのですが、美術館の敷地内の風景が美しいのも特徴です。桜やスイレン、モミジなど四季折々の自然を楽しめる庭園には、白鳥やオシドリをまじかで観ることができます。庭園内には6つのオブジェが設置してあります。庭園だけなら、無料で入ることができます。
こんなに素晴らしい美術館と庭園ですが、会社や物言う株主の側面からみると、資本効率には有効活用されていないとの判断で、2025年1月で休館予定となっています。私はDICの株主(100株ですが)なのですが、ぜひとも存続をして欲しいと思っています。
◎作品について
川村記念美術館には、有名な絵画が何点もあります。それらの絵画は定期的に入れ替えが行われます。沢山の所蔵作品の中で、今回も展示されていたのはこちらの絵画です。ほかにも沢山の作品がありましたがすべてを紹介することはできないので3点だけご紹介します。
◎ロスコ・ルーム
沢山の絵画がある川村記念美術館ですが、中でもひときわ目を引くのが「ロスコ・ルーム」と呼ばれる部屋です。マーク・ロスコが描いたシーグラム壁画と呼ばれるシリーズの7点が、この美術館に展示されています。このシーグラム壁画は、もともとマーク・ロスコが、あるレストランのために描いたものでした。当時のロスコは自分の絵が他人の作品と同じ部屋に飾られることを嫌い、自分の作品だけで一つの空間を作り上げたいと望んでいたそうです。
マーク・ロスコの作品は時を経て、現在DIC川村美術館に飾られています。当時のマーク・ロスコの想い通り、マーク・ロスコだけの作品を展示してある特別な部屋「ロスコ・ルーム」です。この部屋は多角形の形をしており、一つの壁に1つの作品を展示してあります。まさに壁画ですね。
薄暗い室内に、マーク・ロスコが生み出した赤い壁画が浮かび上がり、何とも言えない不思議な気持ちになる部屋です。
マーク・ロスコの作品だけで出来上がった「ロスコ・ルーム」は世界に4カ所しかないそうです。貴重な1つがいつでも見られるなんてすごいですよね!
◎庭園について
広い庭園内には6つのオブジェが飾られています。色々な作品があるので、ゆっくり庭園を巡りながら作品鑑賞ができます。
入り口近くにあるのは、フランク・ステラの作品です。美術館内にはフランク・ステラの絵画も沢山展示されていました。
美術館入り口の左側にある、赤い椅子のような形状の作品です。青い空と緑の芝生に朱色が映えます。
広い芝生広場の真ん中にある、ヘンリー・ムーアの作品です。見る角度によって形が色々と変わって面白い作品です。
美術館の前は、池が広がっています。つつじのシーズンは花が一斉に咲いてとてもきれいです。
庭園の奥まったところにあるハスやスイレンが咲いている水場では、白鳥が目の前を泳いでいました。自然が多いので、鳥にとっても居心地がいいのだと思います。
◎まとめ
こんなに見どころ沢山の美術館が、来年1月で休館してしまうなんてもったいないですね。休館→閉館ともなると、せっかく日本にある、貴重な所蔵作品が日の目を見ることが無くなるかもしれませんし、場合によっては海外に流出してしまうかもしれません。そして何より世界的に観ても稀有な、マーク・ロスコの作品のみを1室に集めて展示する「ロスコ・ルーム」が無くなってしまうかもしれないのは、本当に残念です。
DICにお任せというだけではなく、佐倉市や千葉県や国も関わって、何とか存続をして欲しいと思います。とりあえず私は閉館までにもう1回行きたいなと思います。
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