![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/133025097/rectangle_large_type_2_8f8e7226e9b1c1d6db26ecab8300dfba.jpeg?width=1200)
コロが好きすぎる僕
ソワソワが止まらない。
ご飯を食べてる時も
お風呂に入ってる時も
布団に入ってる時でさえ
僕はコロが気になって仕方がない。
「ねぇ、コロを家に入れたい」
「ダメって言ってるでしょ!」
「ちょっとだけ」
「犬は外で飼うものよ」
お母さんは、どうしてもダメだと許してくれない。
僕にとって初めて飼った犬だ。
大人の犬だけど、可愛くて、可愛くてずっと側にいたい。
散歩に行くのも僕の役目だ。
凄く大人しくて人懐っこいて、みんなが撫でてくれる。
「コロ!」
(え?もしかして、私のこと呼んだ?)って顔をする。
もう、名前も憶えてくれて本当に賢い。
ずっと一緒にいたい。
もう、誰ともお別れなんかしたくない。
「コロ、ずっと僕と一緒にいてね」
僕は、コロを強く抱きしめた。
コロは僕の顔をペロペロと舐めてくれた。
「約束だよ」
![](https://assets.st-note.com/img/1709694815295-09mhmbYsN5.png?width=1200)