たまに振り返る
幼いことから咳をしてて苦しかったことは覚えてる。
多分、喘息がひどいほうだったのか小学2年までは学校にもあまり行った記憶がない。
いつも、おばあちゃんが心配して夜中でも背中をさすってくれた。
おばあちゃんが出て行ってから犬たちが僕の心の支えだったような気がした。
いつも傍にいる友達みたいなもんだったのかなぁ~
学校に行けるようになってもチビで体の弱い僕はいつも一人だった。
もう、記憶もだんだんと薄れていく。
中学生になって体力もついてきたけど、やっぱりチビでクラスでは1番前だった。
学年では2番目だったのがせめてもの救いで実は飛び上がるほど嬉しかった。
よくテレビで1番前の景色が見たいなんて言ってるけど僕は小さい頃から見飽きていた。
人の後頭部を見ていたい。
数少ない友達もできていったけど、なぜか小さいから女子から人気があった。
いつも「おさる」と言って女子が寄ってきた。
ぬいぐるみみたいな感覚だったかもしれない。
モテたとは違うのかな。
でも、初恋は経験したような気がする。
今でも、そうだったのかは確信できないけど気になるということは、そうなんだと思う。
コロともジローともの別れを経験して今はタローがずっと一緒にいてくれることを祈るばかりだ。
高校生になった僕はうまく親に反抗できずにいた。
反抗は上手くするものなのか?
自分勝手なことばかり言ってる兄のを見習うべきか・・・
いつの間に僕は、こんな我慢を覚えてしまったのだろう。
やっぱり末っ子はワガママであるべきだ。
これは、見直さないとなぁ~
つづく